男子テニスツアー「ABN AMROワールドテニス」(2月7日~13日/オランダ・ロッテルダム/インドアハードコート/ATP500)では現地2月13日にシングルス決勝を実施。第3シードのフェリックス・オジェ-アリアシム(カナダ/世界ランク9位)が第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/同4位)を6-4、6-2のストレートで下し、9度目のツアー決勝でとうとう初優勝を果たした。
21歳のオジェ-アリアシムが決勝の舞台に初めて立ったのは3年前。その時も含めて8度も決勝までたどり着くも、1セットも取ることができずに準優勝に甘んじてきた。そして今回が9度目。
プレッシャーは当然あったはずだが、オジェ-アリアシムは第1ゲームからブレークする最高の出だし。攻撃的なストロークを打ち込み続け、サービスでは完全に主導権を握る。サービスの確率が悪いチチパスに対して、リターンからも攻めていき、6-4で第1セットを奪取した。
第2セット序盤で少しサービスが乱れた時があったが、それを切り抜けると、攻めの姿勢を貫いて、78分で試合を締めくくり、初めて頂点に立った。握手した後には、喜びを爆発させてジャンプ。その後には、家族とチームの元に行き、涙しながら喜びを分かち合った。
表彰式でオジェ-アリアシムは、「3年前の初めての決勝からスムーズな道のりではなかった」と振り返り、「初タイトルを、ここで獲得できて、素晴らしい日になった。数年前、ここでツアー本戦初試合を経験し、そして今、初タイトルをここで取ったんだ」と喜びを語った。
続けて、「ここでは多くの良い記憶がある。この特別な1週間は生涯忘れないだろう。自分のキャリアで最も幸せな日で、今後も多くある1回目であることを願う」と、これからの飛躍も誓った。
ジュニアの頃から対戦経験のあるチチパスも、「いつも決勝で負けるのはつらいもの。それを経験してきて、今日ついにやったね。これからも優勝を重ねていくだろう」とオジェ-アリアシムの初優勝を祝福した。
10代の頃から能力は認められ結果も出してきたが、ツアー優勝だけは遠かったオジェ-アリアシムがとうとう戴冠。この優勝を皮切りに、一気に才能が開花するかもしれない。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】分解写真が明かす絶妙なバランスで撃たれるオジェ-アリアシムの秀逸スマッシュ!
21歳のオジェ-アリアシムが決勝の舞台に初めて立ったのは3年前。その時も含めて8度も決勝までたどり着くも、1セットも取ることができずに準優勝に甘んじてきた。そして今回が9度目。
プレッシャーは当然あったはずだが、オジェ-アリアシムは第1ゲームからブレークする最高の出だし。攻撃的なストロークを打ち込み続け、サービスでは完全に主導権を握る。サービスの確率が悪いチチパスに対して、リターンからも攻めていき、6-4で第1セットを奪取した。
第2セット序盤で少しサービスが乱れた時があったが、それを切り抜けると、攻めの姿勢を貫いて、78分で試合を締めくくり、初めて頂点に立った。握手した後には、喜びを爆発させてジャンプ。その後には、家族とチームの元に行き、涙しながら喜びを分かち合った。
表彰式でオジェ-アリアシムは、「3年前の初めての決勝からスムーズな道のりではなかった」と振り返り、「初タイトルを、ここで獲得できて、素晴らしい日になった。数年前、ここでツアー本戦初試合を経験し、そして今、初タイトルをここで取ったんだ」と喜びを語った。
続けて、「ここでは多くの良い記憶がある。この特別な1週間は生涯忘れないだろう。自分のキャリアで最も幸せな日で、今後も多くある1回目であることを願う」と、これからの飛躍も誓った。
ジュニアの頃から対戦経験のあるチチパスも、「いつも決勝で負けるのはつらいもの。それを経験してきて、今日ついにやったね。これからも優勝を重ねていくだろう」とオジェ-アリアシムの初優勝を祝福した。
10代の頃から能力は認められ結果も出してきたが、ツアー優勝だけは遠かったオジェ-アリアシムがとうとう戴冠。この優勝を皮切りに、一気に才能が開花するかもしれない。
構成●スマッシュ編集部
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