ダラス・オープン(2月7日~13日/アメリカ・ダラス/インドアハードコート/ATP250)の準決勝で驚くような記録が生まれた。地元米国のライリー・オペルカとジョン・イズナーによって、ATPツアー史上最長となる24-22というタイブレークが繰り広げられたのだ。
ともに2メートルを超える長身から放つ高速サービスを武器とする2人の戦いは、互いにサービスをキープし合う展開で第1セットからタイブレークに突入。これをオペルカが7-6で奪うと、続く第2セットも両者一歩も譲らず再びタイブレークへともつれ込んだ。
オペルカのサービスで始まった2度目のタイブレークは、一進一退の攻防の末に7-6でオペルカが最初にマッチポイントをつかむが取り切れず。逆にイズナーにサービスを2本キープされセットポイントを握られるといったシーソーゲームとなる。
取ったら取り返す。終わりの見えない大接戦の中、オペルカは23-22で8度目のマッチポイントを迎える。ゲームは激しい打ち合いとなるが、最後はオペルカがバックハンドのパッシングをコートに突き刺してイズナーのサービスをブレーク。スコアを24―22として戦いに終止符を打った。
2時間にわたり繰り広げられた激闘。ともにファーストサービスの成功率は75%を超え、サービスエースはオペルカが39本でイズナーが21本。男子テニス界屈指のビッグサーバーによる戦いを終えたオペルカは、タイブレークで7度のチェンジコートが行なわれたことについて「途中でわからなくなったよ」とため息。それまでの男子ツアーにおけるタイブレーク最長記録は38ポイントだったので、両者の戦いはこれを8ポイント上回る新記録となった。
なお、歴史的な戦いを経て翌13日の決勝戦へと臨んだオペルカは、ジェイソン・ブルックスビー(アメリカ/54位)と対戦。試合は再びタイブレークへもつれ込む接戦となり、オペルカが7-6(5)、7-6(3)で競り勝って今季初優勝を飾った。オペルカは最終的に決勝までの4試合で8セットを戦ったが、そのうち6セットがタイブレークだった。
構成●スマッシュ編集部
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ともに2メートルを超える長身から放つ高速サービスを武器とする2人の戦いは、互いにサービスをキープし合う展開で第1セットからタイブレークに突入。これをオペルカが7-6で奪うと、続く第2セットも両者一歩も譲らず再びタイブレークへともつれ込んだ。
オペルカのサービスで始まった2度目のタイブレークは、一進一退の攻防の末に7-6でオペルカが最初にマッチポイントをつかむが取り切れず。逆にイズナーにサービスを2本キープされセットポイントを握られるといったシーソーゲームとなる。
取ったら取り返す。終わりの見えない大接戦の中、オペルカは23-22で8度目のマッチポイントを迎える。ゲームは激しい打ち合いとなるが、最後はオペルカがバックハンドのパッシングをコートに突き刺してイズナーのサービスをブレーク。スコアを24―22として戦いに終止符を打った。
2時間にわたり繰り広げられた激闘。ともにファーストサービスの成功率は75%を超え、サービスエースはオペルカが39本でイズナーが21本。男子テニス界屈指のビッグサーバーによる戦いを終えたオペルカは、タイブレークで7度のチェンジコートが行なわれたことについて「途中でわからなくなったよ」とため息。それまでの男子ツアーにおけるタイブレーク最長記録は38ポイントだったので、両者の戦いはこれを8ポイント上回る新記録となった。
なお、歴史的な戦いを経て翌13日の決勝戦へと臨んだオペルカは、ジェイソン・ブルックスビー(アメリカ/54位)と対戦。試合は再びタイブレークへもつれ込む接戦となり、オペルカが7-6(5)、7-6(3)で競り勝って今季初優勝を飾った。オペルカは最終的に決勝までの4試合で8セットを戦ったが、そのうち6セットがタイブレークだった。
構成●スマッシュ編集部
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