2019年2月の「リオ・オープン」から実に8度にわたりツアー決勝に進出するも、あと一歩及ばずタイトルの逃し続けてきたフェリックス・オジェ-アリアシム(カナダ/世界9位)。決勝までは伸び伸びとプレーするものの、最後の最後で敗れてきたために「シルバーコレクター」と呼ばれていた。
そんなオジェ-アリアシムが2月13日に開催された「ABN AMROワールドテニス」(オランダ/ATP500)でツアー通算9度目となる決勝進出を果たすと、持ち味であるアグレッシブンなテニスを最後まで貫き、なんと世界4位のステファノス・チチパス(ギリシャ)をストレートで撃破。悲願のツアータイトルを手にしたのである。
「これまで決勝で何度も敗れてきた過去があるだけに、この勝利は僕にとって特別なものです。夢がようやく叶いました」と喜び爆発させたオジェ-アリアシム。だが、そんな彼をさらに興奮させる出来事が待っていた。テニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラー(スイス)から祝福のメッセージが届いたのである。
これはフランスの専門メディア『We Are Tennis』がオジェ-アリアシムに行なったインタビューで明らかになったもので、本人によれば「実はロジャー(フェデラー)が僕にちょっとしたメッセージをくれました。英語で『よかった、よくやった!』と言ってくれたんです。本当ですよ」と語った。
誕生日が8月8日と同じこともあり、オジェ-アリアシムが子どものころから憧れ続けてきたレジェンド。一方、フェデラーも早い時期からオジェ-アリアシムの才能を見抜いており、2017年2月のドバイ・オープンに参戦した際には、練習に誘ったこともあった。決して師弟関係ではないが、フェデラーにとってオジェ-アリアシムは、気になる存在でもあるのだ。
“9度目の正直”でようやく1勝目を挙げたオジェ-アリアシム。フェデラーが築き上げたツアー通算103勝には遠く及ばないものの、それでも越えられなかった準優勝の壁を克服したことは、21歳の彼にとって大きな一歩になったに違いないし、フェデラーもきっとそう思っているはずだ。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】分解写真が明かす絶妙なバランスで撃たれるオジェ-アリアシムの秀逸スマッシュ!
そんなオジェ-アリアシムが2月13日に開催された「ABN AMROワールドテニス」(オランダ/ATP500)でツアー通算9度目となる決勝進出を果たすと、持ち味であるアグレッシブンなテニスを最後まで貫き、なんと世界4位のステファノス・チチパス(ギリシャ)をストレートで撃破。悲願のツアータイトルを手にしたのである。
「これまで決勝で何度も敗れてきた過去があるだけに、この勝利は僕にとって特別なものです。夢がようやく叶いました」と喜び爆発させたオジェ-アリアシム。だが、そんな彼をさらに興奮させる出来事が待っていた。テニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラー(スイス)から祝福のメッセージが届いたのである。
これはフランスの専門メディア『We Are Tennis』がオジェ-アリアシムに行なったインタビューで明らかになったもので、本人によれば「実はロジャー(フェデラー)が僕にちょっとしたメッセージをくれました。英語で『よかった、よくやった!』と言ってくれたんです。本当ですよ」と語った。
誕生日が8月8日と同じこともあり、オジェ-アリアシムが子どものころから憧れ続けてきたレジェンド。一方、フェデラーも早い時期からオジェ-アリアシムの才能を見抜いており、2017年2月のドバイ・オープンに参戦した際には、練習に誘ったこともあった。決して師弟関係ではないが、フェデラーにとってオジェ-アリアシムは、気になる存在でもあるのだ。
“9度目の正直”でようやく1勝目を挙げたオジェ-アリアシム。フェデラーが築き上げたツアー通算103勝には遠く及ばないものの、それでも越えられなかった準優勝の壁を克服したことは、21歳の彼にとって大きな一歩になったに違いないし、フェデラーもきっとそう思っているはずだ。
構成●スマッシュ編集部
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