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国内テニス

伊達公子がジュニアを指導。自身の経験から「挑戦する強い気持を持つこと」とアドバイス

スマッシュ編集部

2019.11.11

伊達公子(中央)主催のキャンプのメンバーである4人の女子ジュニアと、浅越しのぶ、石井弥起両プロ、トレーナーの川田誠。写真:ヨネックス㈱

伊達公子(中央)主催のキャンプのメンバーである4人の女子ジュニアと、浅越しのぶ、石井弥起両プロ、トレーナーの川田誠。写真:ヨネックス㈱

 伊達公子が選抜した有望ジュニアたちを熱心に指導した。オンコートでの個別サポートに加えて、講義では自身のエピソードから、「自分で責任を持って決断すること」「自分を信じること」「努力すること」「挑戦する強い気持を持つこと」の大切さを伝えた。

 11月9日と10日にスポル品川大井町で、伊達公子×ヨネックスによる第3回キャンプが行なわれ、選ばれた4名のジュニア(山上夏季、成田百那、永澤亜桜香、奥脇莉音)が参加した。そこには、浅越しのぶ、石井弥起両プロ、伊達の身体のケアを行なっている川田誠(R-body project)が指導者として登場するという、かなり豪華なキャンプとなった。

 3回目だけあり内容は実践的で、オンコートでは伊達が1名3時間マンツーマン指導にあたったほか、トレーニングや「食」に関する指導も行なわれた。
 
 キャンプに参加した奥脇莉音は、「自分をもっと知ることと、ボールのスピードをコントロールしていきたいです」。成田百那は、「試合で私はエンジンがかかるのが遅いので、どうすれば自分のテニスができるかを考えたいです」と、ジュニアたちは、自身のテニスを見つめ直すきっかけとなったようだ。

 キャンプを終えた伊達は、「この2日間でたくさんのことを頭と身体に覚えさせたと思うので、忘れずホームコートでも続けて、無意識の中でできるようになって欲しい。そのためには、限られた練習時間の中でも質の高い、内容の濃いものにできるように、1球1球常に意識を高く持って取り組んで欲しい」と締めくくった。

 この15歳以下の女子小中学生を対象としたトップジュニア育成プログラム「伊達公子×YONEX PROJECT~Go for the GRAND SLAM~」は、2年間で計8回のキャンプを行ない、グランドスラムジュニア出場を目指している。

構成●スマッシュ編集部

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