男子テニス世界ランク106位のダニエル太郎（エイブル）が、日本時間４月３日に自身のSNSを更新。ジャッキー・リールドン氏をメインコーチに据えて、今後のツアーを転戦する意向を発表した。

　リールドン氏は元プロテニス選手で、引退後はメンタルトレーナーとして水泳選手やオペラ歌手など、あらゆるジャンルでの指導経験を持つスペシャリストだ。メンタル面の強化に焦点を当てたダニエルは、2020年８月から彼女に師事していた。

　ダニエルは今回の投稿で以下のように、想いの丈を記している。

「お知らせです。写真1枚目のジャッキー・リールドンがこれから僕のメインコーチになる事になりました。1年半くらいサポートしてもらっていますがこれからは主に彼女にサポートしてもらいながら引き続きトレーナーの松田浩和さん、JTAコーチの高田充さん、アドバイザー/コンサルタントのスベン・グルネフェルドさんにサポートし続けてもらいます」
  「このようなトップクラスのチームをつくり上げられたのを誇りに思うし彼らに支えてもらえるのも本当に感謝の気持ちで一杯です」

「Last but not least の支えは家族！　チームの1部であり親友でもあります。なのでこれからも応援よろしくお願いします！」

　ダニエルは今季開幕戦のアデレードに予選から出場してベスト16に進出。また同じく予選を勝ち上がっての本戦入りとなった全豪オープンでも、元世界ランク１位のアンディー・マリー（イギリス）を破る活躍で３回戦に進出するなど、ツアーレベルでコンスタントに勝ち星を挙げている。

　今シーズン好調なテニスを見せるダニエルだが、新たな布陣がさらなる飛躍のきっかけとなるよう期待したい。

構成●スマッシュ編集部

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