現在開催中のテニス四大大会「全豪オープン」で西岡良仁(世界ランキング33位)が4回戦進出を決めた。
西岡は現地1月20日に行なわれた男子シングルス3回戦でマッケンジー・マクドナルド(アメリカ/同65位)に7-6(6)、6-3、6-2のストレートで勝利。これによりキャリア初となる四大大会ベスト16入りを果たした。日本人選手としては松岡修造と錦織圭に次ぐ3人目の快挙である。
互角の展開からスタートした試合だったが、第2セット序盤にマクドナルドが左下腹部を負傷。メディカルタイムアウトを取った後も、チェンジエンドごとにトレーナーを呼んで手当を受けるという慌ただしい試合となり、西岡もこれに付き合うように一時はプレーのリズムを乱しかけた。
とはいえ自身初となる4回戦への扉が見えかけているだけに足踏みは不要。勝ち切ることに意識を集中させポイントを重ね、難しい試合を見事乗り切った。
試合直後、コートサイドで『WOWOW』のインタビューに応じた西岡は、この日の試合内容のほか、今大会における自身の状態、さらには初めて立つ4回戦について、以下のように語った。
―――◆―――◆―――
Q:初の4回戦進出です。まずは今のお気持ちからお聞かせください。
「思った感じでの進出ではなかったので、正直、喜びにくいという感情が本心です。彼(マクドナルド)とは14歳からずっと知っている仲で、何度も対戦しています。彼もファーストセットにチャンスがあったし、お互い勝てると思って臨んでいた試合だった中で、彼が少しケガでうまくいかなくなってしまったというのは、難しい感情ではありました」
「僕としては結果が必要なので、勝ちにはもちろん繋げたかったですけど、正直内心ではなんとも言い表せない気持ちでプレーをしていました。初めての4回戦進出でうれしいですし、ある意味次の試合にしっかりと体力も残せたと思うので、ここに関しては正直ラッキーだったとも思います。正直、運はあったかなと思います」
Q:ここまで3戦全てストレートで勝ちました。ここまでの戦いぶりはどうですか。
「(マクドナルドとの3回戦は)1、2回戦とだいぶ違った内容で、めちゃめちゃ硬かったですね。僕がこんなふうになるとは正直思ってなかったです。それぐらい勝てると踏んでいたチャンスをものにしたいという欲が、すごく試合の中で出てしまっていたのは結構見えていました。ブレークポイントでどうしても打てなかったりという、今までだったら思い切っていたプレーが本当にできなかったので、正直めちゃくちゃ厳しかったですね。ファーストセット落としていたらかなり苦しかっただろうと思います」
「褒められるところとしては(第1セット)最後のタイブレークで2ポイント思い切ったというところ。あそこがやはり最近勝っているところであると思います。次の試合はもう少しアグレッシブにしないと多分難しい試合になってくると思うので、ここはしっかり調整していきたいと思います」
西岡は現地1月20日に行なわれた男子シングルス3回戦でマッケンジー・マクドナルド(アメリカ/同65位)に7-6(6)、6-3、6-2のストレートで勝利。これによりキャリア初となる四大大会ベスト16入りを果たした。日本人選手としては松岡修造と錦織圭に次ぐ3人目の快挙である。
互角の展開からスタートした試合だったが、第2セット序盤にマクドナルドが左下腹部を負傷。メディカルタイムアウトを取った後も、チェンジエンドごとにトレーナーを呼んで手当を受けるという慌ただしい試合となり、西岡もこれに付き合うように一時はプレーのリズムを乱しかけた。
とはいえ自身初となる4回戦への扉が見えかけているだけに足踏みは不要。勝ち切ることに意識を集中させポイントを重ね、難しい試合を見事乗り切った。
試合直後、コートサイドで『WOWOW』のインタビューに応じた西岡は、この日の試合内容のほか、今大会における自身の状態、さらには初めて立つ4回戦について、以下のように語った。
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Q:初の4回戦進出です。まずは今のお気持ちからお聞かせください。
「思った感じでの進出ではなかったので、正直、喜びにくいという感情が本心です。彼(マクドナルド)とは14歳からずっと知っている仲で、何度も対戦しています。彼もファーストセットにチャンスがあったし、お互い勝てると思って臨んでいた試合だった中で、彼が少しケガでうまくいかなくなってしまったというのは、難しい感情ではありました」
「僕としては結果が必要なので、勝ちにはもちろん繋げたかったですけど、正直内心ではなんとも言い表せない気持ちでプレーをしていました。初めての4回戦進出でうれしいですし、ある意味次の試合にしっかりと体力も残せたと思うので、ここに関しては正直ラッキーだったとも思います。正直、運はあったかなと思います」
Q:ここまで3戦全てストレートで勝ちました。ここまでの戦いぶりはどうですか。
「(マクドナルドとの3回戦は)1、2回戦とだいぶ違った内容で、めちゃめちゃ硬かったですね。僕がこんなふうになるとは正直思ってなかったです。それぐらい勝てると踏んでいたチャンスをものにしたいという欲が、すごく試合の中で出てしまっていたのは結構見えていました。ブレークポイントでどうしても打てなかったりという、今までだったら思い切っていたプレーが本当にできなかったので、正直めちゃくちゃ厳しかったですね。ファーストセット落としていたらかなり苦しかっただろうと思います」
「褒められるところとしては(第1セット)最後のタイブレークで2ポイント思い切ったというところ。あそこがやはり最近勝っているところであると思います。次の試合はもう少しアグレッシブにしないと多分難しい試合になってくると思うので、ここはしっかり調整していきたいと思います」
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