2月4日、5日に兵庫県三木市で開催されるテニスの国別対抗戦「デビスカップ・ワールドグループⅠプレーオフ」の日本対ポーランド戦に先駆け、3日にドロー抽選会および両チームの会見が行なわれた。
日本の出場メンバーは、ランキング通り西岡良仁がシングルス1。ダニエル太郎がシングルス2。一方ダブルスは、マクラクラン勉と、綿貫陽介のフレッシュなタッグで挑むことになった。
綿貫は「ランキング通りに行くと言われていたけれど、僕のダブルスランキングは1269位なので……」と苦笑い。それでも「添田監督からは、『暴れてこい』と言われている」と言い、チームに勢いと活力を吹き込む役目も担う心づもりだ。
対するポーランドチームは、225位のカツペル・ジュクがシングルス1。273位のダニエル・ミハルスキがシングルス2。ダブルスは、先の全豪オープンで準優勝したヤン・ジエリンスキと、40歳の大ベテランのルーカシュ・クボットが組む。
ランキングだけを見れば、シングルスでは日本勢が圧倒的有利に見えるが、マリウシュ・フィルステンベルク監督は「自分自身がデビスカップに長くコミットしてきてわかっていることは、デ杯はとても予測不能だということ」と断言。「3セットマッチで以前よりスピーディになったので、なおのこと予測不能だし、そこが楽しみ」と、番狂わせに意欲を見せている。
もちろんそんなデ杯の怖さは、日本チームとしても熟知するところ。
エースの大役を務める西岡は、「デビスカップとは色んな緊張やプレッシャーもある中で、普段とは違う流れになるのはよく見ている」と定義した上で、「どんな流れが来てもしっかり対応できるように、今日の最終調整はしたいなと思います」と表情を引き締めた。
■添田豪監督
「相手もこっちもシングルスは上から2人。真っ向勝負ができると思う。僕らは誰が出ても勝てるメンバーを選んだので、ドローはさして気にしていない。あとは試合を行なうだけ」
■西岡良仁
「久々のデビスカップなので緊張もありますが、今年に入ってから調子が良いし、こちらに入ってから良い感覚で練習もできているので自信はあります」
■ダニエル太郎
「今、ポーランドはエネルギーのある国でもあるし、テニスでも若い選手が多く出てきている。200位台の若い選手は、本当にいつ100位に入ってもおかしくないレベルの選手たち。そういうふうに捉えて臨みたいと思ってます」
■綿貫陽介
「監督からも暴れてこいという要望があったので、存分にやりたい。シングルスも何があるか分からないので、最善の準備をして二人のサポートをしたいと思います」
■内田海智
「僕は試合に出るかわかりませんが、この数日、やれることを最大限やってきた。明日、明後日に向けてチームはもちろん、個人的にもっと気持ちをしっかり作り、誰が出ても最善の結果を残せるように準備していきたいと思います」
■マクラクラン勉
「相手は今、結構いい結果を出しているし、調子いい。僕たちも練習でも2人とも良い調子なので、頑張ります」
取材・文●内田暁
【PHOTO】西岡良仁、ダニエル太郎ら世界で奮闘する日本人選手たち/2022全米オープンより
日本の出場メンバーは、ランキング通り西岡良仁がシングルス1。ダニエル太郎がシングルス2。一方ダブルスは、マクラクラン勉と、綿貫陽介のフレッシュなタッグで挑むことになった。
綿貫は「ランキング通りに行くと言われていたけれど、僕のダブルスランキングは1269位なので……」と苦笑い。それでも「添田監督からは、『暴れてこい』と言われている」と言い、チームに勢いと活力を吹き込む役目も担う心づもりだ。
対するポーランドチームは、225位のカツペル・ジュクがシングルス1。273位のダニエル・ミハルスキがシングルス2。ダブルスは、先の全豪オープンで準優勝したヤン・ジエリンスキと、40歳の大ベテランのルーカシュ・クボットが組む。
ランキングだけを見れば、シングルスでは日本勢が圧倒的有利に見えるが、マリウシュ・フィルステンベルク監督は「自分自身がデビスカップに長くコミットしてきてわかっていることは、デ杯はとても予測不能だということ」と断言。「3セットマッチで以前よりスピーディになったので、なおのこと予測不能だし、そこが楽しみ」と、番狂わせに意欲を見せている。
もちろんそんなデ杯の怖さは、日本チームとしても熟知するところ。
エースの大役を務める西岡は、「デビスカップとは色んな緊張やプレッシャーもある中で、普段とは違う流れになるのはよく見ている」と定義した上で、「どんな流れが来てもしっかり対応できるように、今日の最終調整はしたいなと思います」と表情を引き締めた。
■添田豪監督
「相手もこっちもシングルスは上から2人。真っ向勝負ができると思う。僕らは誰が出ても勝てるメンバーを選んだので、ドローはさして気にしていない。あとは試合を行なうだけ」
■西岡良仁
「久々のデビスカップなので緊張もありますが、今年に入ってから調子が良いし、こちらに入ってから良い感覚で練習もできているので自信はあります」
■ダニエル太郎
「今、ポーランドはエネルギーのある国でもあるし、テニスでも若い選手が多く出てきている。200位台の若い選手は、本当にいつ100位に入ってもおかしくないレベルの選手たち。そういうふうに捉えて臨みたいと思ってます」
■綿貫陽介
「監督からも暴れてこいという要望があったので、存分にやりたい。シングルスも何があるか分からないので、最善の準備をして二人のサポートをしたいと思います」
■内田海智
「僕は試合に出るかわかりませんが、この数日、やれることを最大限やってきた。明日、明後日に向けてチームはもちろん、個人的にもっと気持ちをしっかり作り、誰が出ても最善の結果を残せるように準備していきたいと思います」
■マクラクラン勉
「相手は今、結構いい結果を出しているし、調子いい。僕たちも練習でも2人とも良い調子なので、頑張ります」
取材・文●内田暁
【PHOTO】西岡良仁、ダニエル太郎ら世界で奮闘する日本人選手たち/2022全米オープンより
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