高校テニスの頂点を目指す戦い「大正製薬リポビタン第45回全国選抜高校テニス大会」が、福岡県・博多の森テニス競技場で開幕。大会は団体戦が３月21日（火・祝）～25日（土）、個人戦は同22日（水）～26日（日）にかけて実施される。

　大会３日目となる23日は、男女団体戦３回戦と準々決勝が実施され、それぞれベスト４が出揃った。

　団体戦はシングルス３試合とダブルス２試合の計５試合（S１→D１→S２→D２→S３の順）のポイントで争われる。各校の初戦は５試合必ず実施され、２戦目以降はどちらかが３勝した時点で打ち切りとなる。

　男子団体では、第１シードの相生学院 (兵庫県)は大分舞鶴 (大分県)と対戦。昨年決勝の再現となったこの試合は、シングルス３試合を勝ち切った相生学院が３－２のスコアで接戦を制している。また、２回戦で第３シードの法政二 (神奈川県)を破って勢いに乗る佐土原 (宮崎県)が、東海大菅生 (東京都)から勝利を手にして４強入りを果たした。

　女子団体は、岡山学芸館 (岡山県)が接戦の末に第１シードの浦和麗明 (埼玉県)に勝利。岡山学芸館はS１とD１を落とす苦しい展開ながらS2、D2、S３が踏ん張った。四日市商（三重県）は、昨年度優勝校の松商学園（長野県）を下した。第２シードの相生学院 (兵庫県)と第３シードの山陽女学園 (広島県)は、順当にベスト４まで勝ち進んできている。

　なお、23日は個人戦の３回戦と４回戦も実施された。試合は団体・個人ともに博多の森テニス競技場のほか、福岡県営春日公園テニスコートでも行なわれる。
  ◆男子団体３回戦結果
相生学院 (兵庫県)　 ３－０　鳳凰 (鹿児島県)
大分舞鶴 (大分県)　３－０　敦賀気比 (福井県)
足利大附 (栃木県)　３－１　北陸 (福井県)　
関西 (岡山県)　３－０　日大三 (東京都)
佐土原 (宮崎県)　３－２　新田 (愛媛県)　
東海大菅生 (東京都)　３－１　湘南工大附 (神奈川県)　
四日市工 (三重県)　３－０　仙台育英 (宮城県)　
柳川 (福岡県)　３－０　近大附属 (大阪府)

◆男子団体準々決勝結果
相生学院 (兵庫県)　３－２　大分舞鶴 (大分県)
関西 (岡山県)　３－０　足利大附 (栃木県)　
佐土原 (宮崎県)　３－１　東海大菅生 (東京都)　
四日市工 (三重県)　３－１　柳川 (福岡県)　

◆女子団体３回戦結果
浦和麗明 (埼玉県)　３－０　新潟第一 (新潟県)　
岡山学芸館 (岡山県)　３－１　浜松市立 (静岡県)
四日市商 (三重県)　３－１　野田学園 (山口県)　
松商学園 (長野県)　３－２　山陽女学園 (岡山県)
山陽女学園 (広島県)　３－０　椙山女学園 (愛知県)　
宮崎商 (宮崎県)　３－２　白鵬女子 (神奈川県)
法政二 (神奈川県)　３－１　鳳凰 (鹿児島県)
相生学院 (兵庫県)　３－１　静岡市立 (静岡県)

◆女子団体準々決勝結果
岡山学芸館 (岡山県)　３－２　浦和麗明 (埼玉県)
四日市商 (三重県)　３－１　松商学園 (長野県)
山陽女学園 (広島県)　３－０　宮崎商 (宮崎県)　
相生学院 (兵庫県)　３－１　法政二 (神奈川県)

構成●スマッシュ編集部

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