男子テニスの望月慎太郎(世界ランキング137位/20歳)が25日、都内で会見を開き「木下グループ」と所属契約を締結したことを発表した。
今年10月に開催された男子ツアー「木下グループジャパンオープン2023」では、世界10位のテイラー・フリッツ(アメリカ)を含む3名のトップ50選手を破り、日本人としては錦織圭以来となる同大会ベスト4進出を果たした望月。今回はその活躍がきっかけとなり、同大会の冠スポンサーである木下グループから所属契約の声がかかったという。
会見に出席した木下グループの田中耕三郎代表取締役は契約に至った理由について「ジャパンオープンで観客を巻き込みながらチャレンジし続ける姿を見て所属契約を結ぶ決断をしました」と明かす。そして望月に関しては「スポーツを通じて我々に夢や希望を与えてくれる選手という感覚を強く受けており、木下グループとしてサポートしていきたいと思っています」とした。
一方、所属契約を結んだ望月は「このようなチャンスを与えていただき感謝しています。自分としては今まで通り、トップに向かって走り続けるのみだと思っているので、木下グループからサポートといただけるのは心強くうれしく思います」と心境を語る。
契約に踏み切った理由に関しては望月は「コロナの影響もありスポンサーもなかなか付かず。それでも自分のなかでは『結果を出すだけ』と思ってやってきました。そうしたなかで、木下グループジャパンオープンで結果を残すことができ、それをきっかけにサポートしていただけるという話を聞きました。来年も木下グループさんは大会をやられると思いますし、テニスに近い存在ではあると思うので、そこが(契約に踏み切る)決めてになりました」と言う。
13歳の時に米国のIMGアカデミーにテニス留学をして、16歳の時に出場したウインブルドンジュニア部門のシングルスで日本人男子として初めて優勝。あれから4年の時を経た今年の7月にはウインブルドンの本戦にも初出場した。そして前述したジャパンオープンでの大ブレーク…。まさに飛躍のシーズンとなった2023年の最後になって望月は、「木下グループ」とい大きな力を手に入れた。
来週からは「香港オープン」(中国・香港/ハードコート/ATP250)に挑み、その翌週からは場所をオーストラリアへ移して「全豪オープン」の予選にチャレンジする。新たなサポートを得た望月にとって果たして2024年はどんなシーズンになるのか。その戦いぶりに注目したい。
構成●スマッシュ編集部
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一方、所属契約を結んだ望月は「このようなチャンスを与えていただき感謝しています。自分としては今まで通り、トップに向かって走り続けるのみだと思っているので、木下グループからサポートといただけるのは心強くうれしく思います」と心境を語る。
契約に踏み切った理由に関しては望月は「コロナの影響もありスポンサーもなかなか付かず。それでも自分のなかでは『結果を出すだけ』と思ってやってきました。そうしたなかで、木下グループジャパンオープンで結果を残すことができ、それをきっかけにサポートしていただけるという話を聞きました。来年も木下グループさんは大会をやられると思いますし、テニスに近い存在ではあると思うので、そこが(契約に踏み切る)決めてになりました」と言う。
13歳の時に米国のIMGアカデミーにテニス留学をして、16歳の時に出場したウインブルドンジュニア部門のシングルスで日本人男子として初めて優勝。あれから4年の時を経た今年の7月にはウインブルドンの本戦にも初出場した。そして前述したジャパンオープンでの大ブレーク…。まさに飛躍のシーズンとなった2023年の最後になって望月は、「木下グループ」とい大きな力を手に入れた。
来週からは「香港オープン」(中国・香港/ハードコート/ATP250)に挑み、その翌週からは場所をオーストラリアへ移して「全豪オープン」の予選にチャレンジする。新たなサポートを得た望月にとって果たして2024年はどんなシーズンになるのか。その戦いぶりに注目したい。
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