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速さが世界を変える。 圧倒的なシェアで世界の景色を変えたBLADE史上最速へと進化した第9世代全モデル出揃う!

THE DIGEST編集部

2024.03.14

 全試合ストレート勝ちで全豪オープン女子シングルス優勝を果たしたアリーナ・サバレンカ。彼女の圧巻の強さと共に鮮烈なインパクトを残したのがエメラルドグリーンのラケット『ブレードV9』だ。きっと全豪観戦で目に止めたファンも多いだろう。なにしろ、ATPとWTAのトップ100に入る計200人のうち、約50名が使用しているラケットなのだ。操作性、感触、安定性の3点における優位性を理由にツアーの実力者たちに選ばれている。

 多くのトッププレーヤーが世界と戦うために選ぶのだから、開発サイドには日々多くの要望が届く。だからと言って無闇に変えるのではなく、「ブレード」だけが持つ圧倒的なフィーリングの良さを残すのは難しい課題だ。それには開発における最大の技術力が必要だった。そうして着実な進化を遂げたのが、今回で9代目となる「ブレード」シリーズなのである。

 では、新しい『ブレードV9』はどう進化したのだろうか。実はモデルチェンジにあたり、各モデルのスペックは前回の『V8』から変更されていない。だが中身の変化は明確だ。ずばり"ブレード史上最速"に仕上がっている。

 まずフレームの振動数にこだわることで"つかむ""しなる"といった「ブレード」らしいフィーリングを維持。同時にフレーム剛性を高めて安定性をアップ。するとインパクト時のパワーロスやスピードロスが軽減されるため、パワーと振り抜きが向上する。その結果「らしさはそのまま、最速のスイングスピード」が実現するというわけだ。

 しなりと安定性、この相反する要素を両立させたのが「ステイブルフィール」というテクノロジー。カーボンシートを製造する際のカーボンの編み方に改良を加え、これを最適にマッピングするウイルソン特許技術である。

 細部に目を向けると、他にも必要なアップデートが施されている。新開発のグロメット構造「クリック&ゴー」の採用だ。バンパーとグロメットの交換がさらに容易になり、ハードな使用環境でも安心してプレーできる。

 「ブレード」シリーズが圧倒的支持を得ているもう1つの理由に、豊富なラインナップがある。ヘッドサイズだけで4種類あり、スペック違いで全10機種(8機種&ジュニア2機種)が揃う。他にプロ仕様の「ブレードプロ」2機種もあり、どんなプレーヤーにも自分にマッチした「ブレード」が必ずあると断言できる。つまり、あなたも「ブレード」らしさをそのままに、自己最速のスイングスピードを手に入れることができるのだ!
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各モデルの紹介1