現在ツアーを離れている男子テニス元世界ランク6位のマテオ・ベレッティーニ(イタリア)が現地2月25日にイギリスのニュースメディア『The Sun』を通じ、交際していた同郷の人気女性タレント、メリッサ・サッタさん(38歳)と破局したことを明らかにした。
現在27歳のベレッティーニは2022年の春に女子テニスのアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア/元32位/現223位)と別れた直後から、サッカー元ガーナ代表のケビン=プリンス・ボアテング氏(36歳/引退)の元妻であるサッタさんとの交際をスタート。米マイアミで開かれた共通の友人のディナーでの出会いがきっかけだった。
昨年初めには交際を公表。2人が一緒に行動していた時の様子を捉えた写真が母国の週刊誌『Chi』の表紙にも採用されるなど、イタリア国内でもビッグカップルとして注目を浴びていた。
しかしこのカップルは全くと言っていいほど歓迎されていなかった。というのもサッタさんは元夫のボアテング氏が過去に何度も負傷を繰り返した際に、幾度となく各種メディアで「ボアテングの負傷は週に10度の性行為が影響している」と取り沙汰された過去を持つ“トラブルメーカー”として知られていたからだ。
事実ベレッティーニも21年のウインブルドンで自身初の四大大会決勝進出を果たして以降は負傷離脱を繰り返しており、それについても「サッタさんとの度重なる情事が原因なのではないか」という声が多く聞かれていた。だがそれに対してサッタさんは以前イタリアの月刊誌『Vanity Fair Italy』のインタビューで、「私たちがまだ知り合ってもいなかった21年にも彼はケガをしていたわ」と反論。その後も批判の声に恐れず、2人は順調に愛を育んでいた。
しかしその愛も約2年の時を経て終わりを告げてしまったと、ベレッティーニ自らが告白した。『The Sun』に掲載されているコメントは以下の通りである。
「メリッサ・サッタと私はもう別れました。私が言えることは、私たちは美しく、情熱的な関係を築いていたということです。私たちはお互いをとても尊敬しています。それ以上は何も言えませんし、私生活をさらけ出すのもあまり好きではありません。特別なことは何も起こりませんでした。私たちが強く愛し合ってきたその期間にはあらゆる困難がありましたが、私は(一緒に時を過ごしてくれた)彼女に感謝しなければなりません」
昨年9月の全米オープン2回戦を最後にツアーでプレーしていないベレッティーニ。どこか哀愁漂う上記の言葉を踏まえれば、失恋のショックは想像以上に大きいのかもしれないが、とにかく今はコートでの復活に全力を傾けてほしいところ。ベレッティーニは3月中旬のATPチャレンジャー「アリゾナ・テニス・クラシック」(アメリカ・フェニックス)にワイルドカードでの出場を予定している。
文●中村光佑
【連続写真】高く弾むM・ベレッティーニのスピンサービス『30コマの超分解写真』
【連続写真】ベレッティーニのバックハンドスライス、30コマの『超分解写真』
【関連記事】元世界6位のベレッティーニがナダルの元コーチを招聘! ケガからの復活に新タッグで臨む<SMASH>
現在27歳のベレッティーニは2022年の春に女子テニスのアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア/元32位/現223位)と別れた直後から、サッカー元ガーナ代表のケビン=プリンス・ボアテング氏(36歳/引退)の元妻であるサッタさんとの交際をスタート。米マイアミで開かれた共通の友人のディナーでの出会いがきっかけだった。
昨年初めには交際を公表。2人が一緒に行動していた時の様子を捉えた写真が母国の週刊誌『Chi』の表紙にも採用されるなど、イタリア国内でもビッグカップルとして注目を浴びていた。
しかしこのカップルは全くと言っていいほど歓迎されていなかった。というのもサッタさんは元夫のボアテング氏が過去に何度も負傷を繰り返した際に、幾度となく各種メディアで「ボアテングの負傷は週に10度の性行為が影響している」と取り沙汰された過去を持つ“トラブルメーカー”として知られていたからだ。
事実ベレッティーニも21年のウインブルドンで自身初の四大大会決勝進出を果たして以降は負傷離脱を繰り返しており、それについても「サッタさんとの度重なる情事が原因なのではないか」という声が多く聞かれていた。だがそれに対してサッタさんは以前イタリアの月刊誌『Vanity Fair Italy』のインタビューで、「私たちがまだ知り合ってもいなかった21年にも彼はケガをしていたわ」と反論。その後も批判の声に恐れず、2人は順調に愛を育んでいた。
しかしその愛も約2年の時を経て終わりを告げてしまったと、ベレッティーニ自らが告白した。『The Sun』に掲載されているコメントは以下の通りである。
「メリッサ・サッタと私はもう別れました。私が言えることは、私たちは美しく、情熱的な関係を築いていたということです。私たちはお互いをとても尊敬しています。それ以上は何も言えませんし、私生活をさらけ出すのもあまり好きではありません。特別なことは何も起こりませんでした。私たちが強く愛し合ってきたその期間にはあらゆる困難がありましたが、私は(一緒に時を過ごしてくれた)彼女に感謝しなければなりません」
昨年9月の全米オープン2回戦を最後にツアーでプレーしていないベレッティーニ。どこか哀愁漂う上記の言葉を踏まえれば、失恋のショックは想像以上に大きいのかもしれないが、とにかく今はコートでの復活に全力を傾けてほしいところ。ベレッティーニは3月中旬のATPチャレンジャー「アリゾナ・テニス・クラシック」(アメリカ・フェニックス)にワイルドカードでの出場を予定している。
文●中村光佑
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