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海外テニス

全米オープンに向け日本勢が意気込み!大坂なおみは「良い結果を望んでいる」、日比野菜緒は「最後までファイトできたらと思う」<SMASH>

スマッシュ編集部

2024.08.26

全米OP初戦で大坂(右)は世界10位のオスタペンコと、日比野(左)はウォズニアッキ(C)と対戦。それぞれが試合に向け抱負を語った。Getty Images

全米OP初戦で大坂(右)は世界10位のオスタペンコと、日比野(左)はウォズニアッキ(C)と対戦。それぞれが試合に向け抱負を語った。Getty Images

 2024年シーズン、4つ目のテニス四大大会「全米オープン」(8月26日~9月8日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)がいよいよ本日開幕する! 日本からは、西岡良仁、ダニエル太郎、大坂なおみ、内島萌夏、日比野菜緒、柴原瑛菜の6名がシングルス本戦に出場する。連日現地から熱戦の模様を生中継する『WOWOW』では、戦いを前にした日本選手たち6名にインタビューを行なった。

 ここでは現地27日、ルイ・アームストロング・スタジアムの第2試合でエレナ・オスタペンコ(ラトビア/世界10位)に挑む大坂(同85位)と、17番コートの第2試合でキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク/同70位)と対戦する日比野(同157位)の声を紹介しよう。

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【大坂なおみインタビュー】

Q:インスタでの発言で、お子さんを産んだ後、自分の身体が自分の物ではないような気分だとおっしゃっていましたが、そうなると想像していましたか?

大坂:そうなるとは思っていました。実際に産後、トレーニング中に、そう感じていました。覚えているのは、トラックでランニングしている時に、速く走れなかったことです。皆に抜かれ、母にまで抜かれてしまいました。だから、泣いてしまった。なぜなら、もうハイレベルでプレーできないのではないかと思ったからです。

 シンシナティの時に、これは少し予想外だと思いました。というのは、シーズンの終盤にそのような気分になったからです。でも同時に、これほどのフルスケジュールでプレーした事もなかったし、クレーから芝への転換、クレーからハードへの転換も経験した事がなかった。だから、ハードコートで、もっと時間を掛ける必要があると思いました。
 
Q:大好きな全米に戻って、どういう感じがしていますか?

大坂:この大会は、私にとって、本当に特別です。ここで育ちましたし、ここに来るのが大好きです。もちろんサーフェスは、私にものすごく合っています。そしてとても良い練習もできたので、良い結果が出せる事を望んでいます。

Q:全豪でカムバックを果たして、長期の目標を持っていたと思います。今回は、良い結果を出せると良いですね。どのようなプランを持っていますか?

大坂:すぐに良い結果が出せたら良かったですが、自分に対しては、ここ(ニューヨーク)と日本の大会で良い結果を出したいと言い聞かせて来ました。それができることを今でも望んでいます。

 振り返ってみると、今シーズンはクレーでどうプレーすれば良いのかを学び、芝でどうプレーすれば良いのかを学んで来たように思います。そしてハードコートに戻って、私は、より優れた選手になっているはずなので、これからも成長を続けることを望みます。
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