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海外テニス

「何様のつもりだ!」全米OPでボールガールをガン無視したプチンツェワの愚行に“伝説名手”も怒りの糾弾!「まったく酷い態度」

THE DIGEST編集部

2024.09.03

苛立ちをボールガールにぶつけたプチンツェワ。あってはならない振る舞いだった。(C)REUTERS/AFLO

苛立ちをボールガールにぶつけたプチンツェワ。あってはならない振る舞いだった。(C)REUTERS/AFLO

 現在開催されているテニス四大大会「全米オープン」で起きたハプニングへの反響がやまない。現地8月31日に行なわれた女子シングルス3回戦で、ユリア・プチンツェワ(カザフスタン/世界ランキング32位)がジャスミン・パオリーニ(イタリア/同5位)と対戦。3-6、4-6で敗れたが、プチンツェワの試合中のあり得ない行動が物議を醸しているのだ。
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 第1セットを落としたプチンツェワは、第2セットもゲームカウント2-4という厳しい状況に追い込まれる。迎えた自身サービスの第7ゲームで、ボールガールを見つめながらボールを渡すよう促したプチンツェワだったが、どういうわけかひとつ目のボールを無視する。戸惑うボールガールは2球目を投じるもふたたび謎のスルー。ようやく不機嫌そうに3つ目でキャッチしたものの、会場からは大ブーイングが巻き起こった。

 これを目撃して激怒したのが、ドイツ出身のレジェンドであるボリス・ベッカー氏だ。グランドスラムで6度の優勝を誇る56歳は自身のXを更新し、「プチンツェワはいったい何様のつもりだ。ボールガールに対してまったく酷い態度だよ」とまくし立てた。

 一連の動画が拡散するとSNS上でも非難が殺到。プチンツェワは公式インスタグラムのストーリーで次のような釈明と謝罪を文面で掲載した。
 
「ボールガールには、ボールを投げてくれた時の私の態度に関して謝りたいと思います。正直なところ、あれは彼女になんの関係もなかった。ブレークポイントを落としてしまった自分に腹が立って、感情が空っぽになっていました。深く考え込んでいて、何が起こっているのか、誰からボールを受け取っているのかにさえ集中できていなかったの」

 それでも明らかな非スポーツマンシップな行動だっただけに、ファンからの批判は収まっていない。次戦以降にみずからの振る舞いで信頼を回復するほかないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】ボールガールをガン無視するプチンツェワに会場から大ブーイング!
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