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「ビッグ3のような関係を築きたい」アルカラスが同年代のシナーとのライバル関係について言及<SMASH>

スマッシュ編集部

2024.09.22

若くして世界の頂点を経験したアルカラス(左)とシナー(右)。今後も良好なライバル関係を築いていってほしい。(C)Getty images

 現在開催中の男子テニス団体戦「レーバー・カップ」(9月20日~22日/ドイツ・ベルリン/ハードコート)に出場しているカルロス・アルカラス(スペイン/世界ランク3位)が、ヤニック・シナー(イタリア/同1位)とのライバル関係について言及した。

 並みいる強豪を抑えて世界の頂に立つ両者だが、共に20代前半ということもあってライバルと表現されることは多い。そのことはアルカラス自身も認めており、彼はこの関係性をより発展させたいと考えているようだ。

 欧州メディア『Eurosports』によると、アルカラスはレーバー・カップでの試合後の会見でシナーとのライバル関係について問われ、「みんな僕らをライバルだと言っているのはわかっている。正直に言うとそうであってほしい。この先の数年もこのレベルでやっていけるのかにかかっているよ。コートの内外で良い関係性を構築していければいいね」とコメント。
 
 また、「彼は毎日、僕がもっと良い選手になれるように背中を押してくれる。次の試合で彼に勝てるように、100%の力で練習ができるように僕をプッシュしてくれるんだ」として、シナーの存在が自身への励みになっていると語った。

「それはとても素晴らしいことだし、ビッグ3が全盛期だった頃に持っていたようなライバル関係を、僕たちも築いていければいいと思っているよ」

 チームヨーロッパ(欧州選抜)とチームワールド(世界選抜)の6名ずつが出場できるレーバー・カップへ、チームヨーロッパのメンバーとして初出場を叶えたアルカラス。

 大会1日目にはアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ/同2位)と組んだダブルスで、テイラー・フリッツ(アメリカ/同7位)/ベン・シェルトン(アメリカ/同17位)のペアに敗れたが、2日目のシングルスではシェルトンに雪辱を果たし大会初勝利を飾っている。

構成●スマッシュ編集部

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