現在開催中のテニス四大大会「全豪オープン」(1月12日~26日/オーストラリア・メルボルン/ハードコート)は、現地13日に男子シングルス1回戦を実施。西岡良仁(世界ランク65位)が予選勝者のアジズ・ドーガズ(チュニジア/同231位)に3-6、6-4、7-6(3)、6-3と3時間に及ぶロングマッチを逆転で制し、同大会2年ぶり5度目の1回戦突破を果たした。
この試合を現地で観戦した日本テニス界レジェンド松岡修造氏は、試合後に自身の公式インスタグラム(@shuzo_dekiru)を更新。西岡の戦いを「結婚の力で掴み取った勝利」と称え、以下のように綴った。
「僕の敬愛する教育者、森信三さんの言葉にこんな一節がある。『一切の人間関係の内、夫婦ほど、たがいに我慢の必要な間柄はないと云ってよい』その言葉通り、試合を通して“我慢”と“辛抱”を極めたテニスが繰り広げられた」
「これまで西岡選手の課題とされてきたのは、大事な場面での『感情コントロール』。イライラが爆発して自滅することが、彼のウィークポイントだったが、今日の西岡選手は違った。何度も追い詰められ、危機に陥る場面があったが彼は耐えた。ひたすら耐えた。そして、自分を見失うことなく、ガッツポーズを作り、自らを奮い立たせながら、勝利への道を切り開いた」
「本当に見事な試合だった」
「昨年末に結婚した西岡選手。コート上で孤独に戦うのではなく、彼には心の支えがある。それが、彼のメンタルをさらに強くした」
「身長170センチ。小学校4年生から修造チャレンジに参加してきた西岡選手が、今や世界の舞台でその存在感を輝かせている。彼の努力と情熱を、もっと多くの日本の皆さんに感じてほしい。そして、そのためにもグランドスラムでのさらなる大活躍を期待したい!」
まさに松岡氏ならではの熱いメッセージである。
そんな西岡の2回戦の相手は、元世界1位の若獅子カルロス・アルカラス(スペイン/現3位/21歳)だ。松岡氏は「強敵だ」と警戒しつつも「しかし、西岡選手には誰にも真似できない独自のテニスがある。そして、良仁、きみは一人じゃない!次も全力で駆け抜けてくれ!!」と期待を込めて熱くエールを送った。
西岡は自身のX(@yoshihitotennis)で「スタート固くなり、相手も良いプレーが多くてセカンドもギリギリではありましたが、大事な瞬間に攻めに転じていけた事が勝因でした」と振り返っている。
また、アルカラスについては「個人的にも好きな選手でめっちゃ動画を観てるので色んな分析をして出来る限りを尽くしてきたいです」と記した。
果たしてどんな戦略で挑むのか、注目だ。
構成●スマッシュ編集部
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この試合を現地で観戦した日本テニス界レジェンド松岡修造氏は、試合後に自身の公式インスタグラム(@shuzo_dekiru)を更新。西岡の戦いを「結婚の力で掴み取った勝利」と称え、以下のように綴った。
「僕の敬愛する教育者、森信三さんの言葉にこんな一節がある。『一切の人間関係の内、夫婦ほど、たがいに我慢の必要な間柄はないと云ってよい』その言葉通り、試合を通して“我慢”と“辛抱”を極めたテニスが繰り広げられた」
「これまで西岡選手の課題とされてきたのは、大事な場面での『感情コントロール』。イライラが爆発して自滅することが、彼のウィークポイントだったが、今日の西岡選手は違った。何度も追い詰められ、危機に陥る場面があったが彼は耐えた。ひたすら耐えた。そして、自分を見失うことなく、ガッツポーズを作り、自らを奮い立たせながら、勝利への道を切り開いた」
「本当に見事な試合だった」
「昨年末に結婚した西岡選手。コート上で孤独に戦うのではなく、彼には心の支えがある。それが、彼のメンタルをさらに強くした」
「身長170センチ。小学校4年生から修造チャレンジに参加してきた西岡選手が、今や世界の舞台でその存在感を輝かせている。彼の努力と情熱を、もっと多くの日本の皆さんに感じてほしい。そして、そのためにもグランドスラムでのさらなる大活躍を期待したい!」
まさに松岡氏ならではの熱いメッセージである。
そんな西岡の2回戦の相手は、元世界1位の若獅子カルロス・アルカラス(スペイン/現3位/21歳)だ。松岡氏は「強敵だ」と警戒しつつも「しかし、西岡選手には誰にも真似できない独自のテニスがある。そして、良仁、きみは一人じゃない!次も全力で駆け抜けてくれ!!」と期待を込めて熱くエールを送った。
西岡は自身のX(@yoshihitotennis)で「スタート固くなり、相手も良いプレーが多くてセカンドもギリギリではありましたが、大事な瞬間に攻めに転じていけた事が勝因でした」と振り返っている。
また、アルカラスについては「個人的にも好きな選手でめっちゃ動画を観てるので色んな分析をして出来る限りを尽くしてきたいです」と記した。
果たしてどんな戦略で挑むのか、注目だ。
構成●スマッシュ編集部
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