それがリターン。例えば、チチパスに敗れた昨年の上海マスターズの3回戦では、最終セットのタイブレークでリターンポイントを26%しか獲得できなかった。
「彼のリターンスタイルは、いくつかの点を変えればもっと良くなると思ったんだ」というボイントンは、当初から少しずつ修正してきたそうだが、チチパス戦では勝敗を分ける大きな弱点となってしまった。だが毎週異なる大会を転戦し、次々と試合が迫ってくるシーズン中に、技術的な改善に取り組む時間はなかった。
そこでこのシーズンオフ、ふたりはフロリダのサドルブルック・テニス・アカデミーで5週間近く過ごし、課題のリターンにじっくりと取り組んだという。シーズン中にはできない技術的な細かい部分に向き合ってきたようだ。
迎えた今シーズン、ATPカップでティームに勝利した戦いぶりは強烈なインパクトを残した。またリターンのスタッツをみても、昨季は35%だったポイント獲得率が38%に上昇。セカンドサーブに限ると8%アップの55%とツアー屈指のレベルに達している。
いまのところ、ツアーは芝のシーズンから再開予定。そこでフルカチが見せるプレーに注目だ。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】全豪OPで躍動するフェデラー、ジョコビッチ、ハレップらトップ選手たちの美しいフォーム集!
「彼のリターンスタイルは、いくつかの点を変えればもっと良くなると思ったんだ」というボイントンは、当初から少しずつ修正してきたそうだが、チチパス戦では勝敗を分ける大きな弱点となってしまった。だが毎週異なる大会を転戦し、次々と試合が迫ってくるシーズン中に、技術的な改善に取り組む時間はなかった。
そこでこのシーズンオフ、ふたりはフロリダのサドルブルック・テニス・アカデミーで5週間近く過ごし、課題のリターンにじっくりと取り組んだという。シーズン中にはできない技術的な細かい部分に向き合ってきたようだ。
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いまのところ、ツアーは芝のシーズンから再開予定。そこでフルカチが見せるプレーに注目だ。
構成●スマッシュ編集部
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