専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
国内テニス

添田新監督がデ杯日本代表を異例の期限前発表。西岡、ダニエルらベストメンバー選出に「隠そうとは考えなかった」<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.01.13

綿貫陽介(左)、内田海智(中)、マクラクラン勉(右)もデ杯代表入り。添田新監督はベストメンバーを招集した。(C)Getty Images

綿貫陽介(左)、内田海智(中)、マクラクラン勉(右)もデ杯代表入り。添田新監督はベストメンバーを招集した。(C)Getty Images

 選手たちも今回のデ杯には意欲を見せているそうだ。添田監督は西岡について「去年の9月頃から話しており、デ杯に対して前向きで、勝ちたいという強い意志を感じた。彼自身すごくモチベーションが高い」と明かす。

 続けて「ダニエル選手もチームで戦うのがすごく好きだと言っていた。今回ベストメンバーで臨めることになり、普段のライバルが一緒に戦えることに、西岡選手とダニエル選手は特に興奮している様子だった」とも語り、チームの士気は非常に高まっているようだ。

 日本とポーランドは初対戦。国別ランキングでは日本が20位、ポーランドが49位となっているが、あまり参考にはならないだろう。メンバーはまだ発表されていないが、ポーランドには世界11位のフベルト・フルカチュがいる。

「相手のナンバー2の選手(カミール・マイフシャク/96位)はドーピングのため出ることはほぼないと思うが、一番気になるのはやはりフルカチュ選手が出るかどうかで、僕らにとっては大きい」と添田監督も警戒感を示す。
 
 他に200位台の選手が2人と、ダブルス36位のヤン・ジェリンスキがポーランドの主要選手。添田監督は、全豪オープンで見られる選手は直接確認し、そうでない選手は映像をチェックするなど、情報収集に努めたいとしている。

 デ杯プレーオフは1日目にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合の5試合制で、3勝した方が勝利となる。仮にフルカチュが出てきたとしても、日本が3勝を挙げる方策はあるだろう。

 そのために欠かせないのはホームでの応援の力だ。今回、添田監督が早めにメンバー発表したのは「ファンの方々に誰が出るか認知してもらい、会場にたくさんの人が来てくれれば」という思いもあってのこと。新監督の船出を皆で後押ししてほしい。

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】西岡良仁、ダニエル太郎ら世界に挑む日本選手たち。2022全米オープンより
 

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号