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国内テニス

【どうすればプロテニス選手になれる? 第12回】ITFジュニアか一般の大会か│後編<SMASH>

スマッシュ編集部

2026.01.03

内山と穂積(写真)はジュニア重視。斉藤はどちらに出るとしても「スケジュールが大事」と強調。(C)Getty Images

内山と穂積(写真)はジュニア重視。斉藤はどちらに出るとしても「スケジュールが大事」と強調。(C)Getty Images

ジュニア大会をおろそかにするのは断固反対/内山靖崇

「両方出られるのがベストだと思いますが、一般の大会にだけ出てジュニアをおろそかにするのは断固反対です。ジュニアの時に同年代のライバルたちと戦ったり、同じ年代の選手と切磋琢磨して強くなっていくのは、その後プロになった時に必ず生きてくると思います。僕の場合はジュニア最後の年代でグレードAで優勝できたことは、やっぱり自信になりました。プロになってからも苦しい時期は絶対あると思いますし、そういう時にこの経験が絶対生きてくると思います。僕のイメージだと、そういう経験を飛ばしてきている選手は、精神的にちょっと弱い部分があるのかと思います」

GSジュニアに出たことがプロになるきっかけ/穂積絵莉

「最後までジュニアの大会に出ていました。私はGSジュニアに出場して、ここで戦いたいと思ったことが、プロになる1番のきっかけでした。だから、プロになりたいと思っているなら、GSジュニアには出た方がいいと思います。一般の大会にはワイルドカードをもらって出たこともありますが、まだ実力もなかったので結果も出せず、それ以外では出ていません。尾﨑里紗や二宮真琴は出て勝ってランキングが上がったので、実力があるなら出場するのはいいと思います」
 
目標に向かうスケジュールを立てることが大事/斉藤貴史

「ナショナルコーチがアドバイスをくれて、海外のジュニアの大会にどんどん挑戦しました。金銭的なこともあるので難しいですが、世界の同年代でどれだけ勝つかが大事だと思ったのでジュニア大会に出場しました。僕の場合はジュニア大会が多かったですが、JOPやフューチャーズでも何でもいいんです。ただ、誰かとしっかりと考えてスケジュールを作るべきです。何も考えずに目の前に大会があるから出てみるというのはダメです。もっと視野を広げて、自分はここに行きたいから、そのためのスケジュールを立てようと考えていくべきです」

 先輩プロたちの考えも様々なので、自分に合う方向はどれか、自分で考えてください。ツアーのシステムは年々改革もされていきます。プロになるだけでなく、プロになってから順調に歩みを進められるように、新しい情報もキャッチして、自分の意思で道筋を決めていきましょう。

取材・文●スマッシュ編集部
※スマッシュ2018年4月号から抜粋・再編集

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