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海外テニス

BJK杯に多くの他競技の選手たちが観戦!土居美咲ら“アスリート委員会”が声を掛け、テニスの魅力を伝える<SMASH>

内田暁

2024.04.17

大会1日目に有明コロシアムに足を運んだ他競技のアスリートたち。写真:JTAアスリート委員会

大会1日目に有明コロシアムに足を運んだ他競技のアスリートたち。写真:JTAアスリート委員会

 フェンシングの久良知美帆さんも、日本チームの勝利を決めた日比野の奮闘を見ながら、その胸中に思いを馳せた一人。

「バレーボールの代表戦も見にいったことがあり、やはりお客さんはたくさん入っていました。ただ団体競技と違い、テニスではたった一人で、これだけの注目を浴びながら試合をする。それは、本当にすごいなって!」

 そう熱く語る久良知さんは、「あとは単純に、筋肉がすごいなぁ」と言うと、「ねっ」と隣に座る、同じくフェンシングの向江彩伽さんに視線を向けた。

「2人で、日比野さんのふくらはぎがすごいなって話してたんです」と応じる向江さんは、「私たちも筋肉質になりやすい競技だと思うんですけど、それとはまた違った筋肉」だと分析。

「フェンシングは1試合3分の3セットなので、10分ほどで終わる。これだけ長時間を戦い抜くテニス選手の、体力と集中力はすごいなと思いました」という視座は、まさにアスリートならではだ。
 
 ゴルフの倉田珠里亜さんも、テニスプレーヤーの肉体に注目した一人。

「ふくらはぎと、太ももの筋肉を見ていました。特にヒザの上がすごいなって」

 そう言い笑みをほころばすゴルファーは、「サーブを打つ前だけ、めっちゃ静かになる。緊張しないのかな……」と、プレーヤーの心に自身の気持ちも重ねていた。
 
 スポーツは、同一空間にいる人々の想いを収斂し、巨大なエネルギーを生む。今回のBJK杯観戦も、アスリートの連携を深め、きっと新たな始まりの契機となる。

取材・文●内田暁

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