とりわけフェデラーのサーブは、変幻自在で予測不可能だったとも述懐。「彼は同じトスから7種類のサーブを打ち分けたよね」というロディックに同意して、苦しめられたのは自分だけじゃなかったかと安心させた。ロディックは2004年から2年連続してウインブルドン決勝でフェデラーに敗れている。
では、ジョコビッチとの対戦では、ナダルはどんな戦い方を取っていたのか。
「ノバクとの対戦は少し違う。戦術を持つことはできたけど、結局のところ彼に勝つには常にすごくいいプレーをする必要があった。僕たちは同じスタイルでプレーするわけじゃない。でも対ロジャーのバック狙いのような明確な戦術は、ノバクに対してはなかった。
長い時間いいプレーを続け、調整しなければならない。彼に対してはバックハンドに何度も打つわけにはいかない。特に高いボールだと彼はより早く捉えて難しいポジションに追い込んでくるからね。だから彼に対してはスライスを多く使うようになり、それが時々うまくいった。
それと、角度をつけるのではなくミドルを突くのがいいときもあった。ノバクの場合は、スペースを作ってもそこでダメージを与えられなければ、逆にやられてしまう。(ロディック:彼はボールの方向を変えるのが史上最高にうまいと思う)そうだね、ボールコントロールの点では、彼は僕が対戦した中で、今まで見た中で最高だ」
今回公開された1時間超に及ぶこの動画では、ほかにも“ナダルがクレーコートでベストな理由”や、“ナダルが次世代の選手に与えた影響”なども語っている。
構成●スマッシュ編集部
【動画】ロディックが公開したナダルへのロングインタビュー
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では、ジョコビッチとの対戦では、ナダルはどんな戦い方を取っていたのか。
「ノバクとの対戦は少し違う。戦術を持つことはできたけど、結局のところ彼に勝つには常にすごくいいプレーをする必要があった。僕たちは同じスタイルでプレーするわけじゃない。でも対ロジャーのバック狙いのような明確な戦術は、ノバクに対してはなかった。
長い時間いいプレーを続け、調整しなければならない。彼に対してはバックハンドに何度も打つわけにはいかない。特に高いボールだと彼はより早く捉えて難しいポジションに追い込んでくるからね。だから彼に対してはスライスを多く使うようになり、それが時々うまくいった。
それと、角度をつけるのではなくミドルを突くのがいいときもあった。ノバクの場合は、スペースを作ってもそこでダメージを与えられなければ、逆にやられてしまう。(ロディック:彼はボールの方向を変えるのが史上最高にうまいと思う)そうだね、ボールコントロールの点では、彼は僕が対戦した中で、今まで見た中で最高だ」
今回公開された1時間超に及ぶこの動画では、ほかにも“ナダルがクレーコートでベストな理由”や、“ナダルが次世代の選手に与えた影響”なども語っている。
構成●スマッシュ編集部
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