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海外テニス

今季限りで引退する40歳ワウリンカに全豪OPのワイルドカード!「信じられない。本当に感謝している」<SMASH>

中村光佑

2026.01.11

ラストイヤーで好調なスタートを切ったワウリンカに全豪オープンのワイルドカードが与えられた。(C)Getty Images

ラストイヤーで好調なスタートを切ったワウリンカに全豪オープンのワイルドカードが与えられた。(C)Getty Images

 1月18日に開幕するシーズン最初のテニス四大大会「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)は9日に大会公式サイトを更新し、男子シングルスにおいて本戦ワイルドカード(主催者推薦/以下WC)が付与される全8名の選手が決定したと発表。その中には、今季限りでの現役引退を表明している40歳の名手スタン・ワウリンカ(スイス/元世界ランキング3位/現156位)も名を連ねている。

 ワウリンカは2014年の全豪で四大大会初優勝を達成し、自己最高の世界3位を記録。その後も15年と17年にベスト4、20年にベスト8に進出し、通算でも43勝18敗とメルボルンでは相性の良さを見せてきた。14年の優勝時には、“ビッグ4”の一角であったノバク・ジョコビッチ(セルビア/元1位/現4位)とラファエル・ナダル(スペイン/元1位/24年引退)を破って頂点に立っている。

 これまでに四大大会3勝を含むツアー16勝を挙げているワウリンカは、40歳となった今もなお存在感を放っている。現在スイス代表として出場している男女混合国別対抗戦「ユナイテッド・カップ」(1月2日~11日/オーストラリア・パース、シドニー)においても、フランスとのグループC第1戦でトップ30のアルテュール・リンダークネッシュ(フランス/現27位)に勝利。イタリアとの第2戦ではツアー2勝の実力者フラビオ・コボッリ(現22位)に敗れこそしたものの、ファイナルセットタイブレークにもつれる激戦を演じるなど、手応えを感じさせるラストシーズンのスタートとなった。
 
 スイスはグループリーグ2勝0敗で決勝ラウンドに進み、7日の準々決勝ではアルゼンチンを、10日の準決勝ではベルギーを下して決勝へ進出。ユナイテッド杯初優勝を懸け、日本時間11日15時30分以降に予定されている決勝では昨年準優勝のポーランドと対戦する。なおワウリンカは第2試合のフベルト・フルカチュ(ポーランド/元6位/現83位)との男子シングルスに加え、第3試合のフルカチュ/イガ・シフィオンテクとの混合ダブルスにもベリンダ・ベンチッチ(女子元4位/現11位)とのペアで出場する予定だ。

 ワウリンカは全豪オープンのWC獲得を受け、決勝開催地のシドニーからコメントを発表。今回が節目の全豪本戦20度目の出場となることを踏まえ、次のように喜びと感謝の言葉を口にした。

「信じられない。キャリア最後の年に全豪オープンのワイルドカードを獲得でき、本当に感謝している。オーストラリアテニス連盟とトーナメントディレクターのクレイグ・タイリー氏に特別な感謝を伝えたい。メルボルンには20年間で数え切れないほどの思い出がある。グランドスラム初優勝を成し遂げた舞台でプレーするのは、いつも特別なことなんだ」

 思い出のメルボルンで披露されるワウリンカの“ラストダンス”に注目だ。

文●中村光佑

【動画】ワウリンカが世界27位のリンダークネッシュに勝利したユナイテッド・カップ初戦のハイライト

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