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海外テニス

内山靖崇、添田豪が敗れて、日本がエクアドルにまさかの2連敗【男子テニス/デビスカップ予選】

スマッシュ編集部

2020.03.06

35歳の添田豪がデ杯代表のシングルスとして戦うのは2017年以来。(C)GettyImages

35歳の添田豪がデ杯代表のシングルスとして戦うのは2017年以来。(C)GettyImages

 男子テニス国別対抗戦「デビスカップ(デ杯)・ファイナル予選」の日本対エクアドルが3月6日(金)~7日(土)にわたり、兵庫県・ブルボンビーンズドームで開催されている。6日の1日目にはシングルス2本が行なわれた。第1試合で日本の添田豪(GODAI)が、エクアドルのエミリオ・ゴメスに、5-7、6-7(3)で敗れ、第2試合には内山靖崇(北日本物産)が、ロベルト・キロスに6-7(4)、6-2、6-7(8)で敗れ日本は2連敗となった。

 新型コロナウィルスの影響で、無観客試合で行なわれることになった今回のデ杯予選。第1試合には、35歳の添田豪が登場。相手はエクアドルのエース、E・ゴメス。彼は1990年全仏オープン優勝者アンドレス・ゴメスの息子である。

 現在のランキングは添田が117位に対し、ゴメスは151位と大きな差はない。添田は、今季のATPカップでは日本代表としてプレーしたが、デ杯でのプレーは2017年プレーオフのブラジル戦以来となる。その硬さがあったのかミスが出て、第1ゲームをブレークされる厳しいスタート。1度はブレークバックしてタイに戻すが、5-5でブレークされて、5-7で第1セットを失った。

 第2セットも相手に流れが行きそうな場面をどうにかしのぎ、先にセットポイントを手にしたのは添田だったが、それを取り切ることができず。タイブレークの末にストレートで敗れた。
 
 第2試合は、エースとしての重責を担っての出場となる内山靖崇。90位の内山にとって276位のロベルト・キロスは格下と言えるランキング差がある。しかし、同年代でジュニア時代から知っており、「左利きのサービスとスピンのかかったフォアが武器」と十分に警戒して試合に入った。

 お互いにサービスをしっかりとキープし、タイブレークへと突入。ラリーで相手にポイントを奪われリードされる展開となり、そのまま第1セットを奪われた。しかし、第2セットの1ゲーム目で初めて相手のサービスをブレークし、重苦しい雰囲気を払拭する。内山は徐々に相手のサービスに慣れてきたのか、リターンでうまく対応できるようになり、6-2で第2セットを奪取した。

 ファイナルセットもキープが続く。3-4のサービスゲームでは相手に3本ブレークポイントを握られたが、これをどうにか凌ぎ4-4とする。4-5のサービスゲームでは相手に3本マッチポイントを握られたが、これも挽回してみせた。タイブレークでは積極性が出てきてリードし、マッチポイントが3本あったが、6-7(8)で勝利にはならなかった。

 1日目、日本はまさかの2連敗。明日の3戦に全勝しなくてはならなくなった。

【今日の結果】
第1試合=添田豪 5-7、6-7(3) エミリオ・ゴメス
第2試合=内山靖崇 6-7(4)、6-2、6-7(8) ロベルト・キロス

【明日の対戦カード】
■3月7日(土)11時00分~
第3試合=マクラクラン勉(D58位)/内山靖崇(D431位)対 G・エスコバル(D69位)/D・ヒダルゴ(D257位)
第4試合=内山靖崇(S90位) 対 E・ゴメス(S151位)
第5試合=添田豪(S117位) 対 R・キロス(S276位)

構成●スマッシュ編集部

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