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レッスン

「省エネ、楽ちんスライスサービス」段階的にマスターすれば、簡単に打てるようになる!【テニスレッスン】

スマッシュ編集部

2020.04.10

簡単にできることから取り組めば、スライスサービスは習得できる。写真:THE DIGEST写真部

簡単にできることから取り組めば、スライスサービスは習得できる。写真:THE DIGEST写真部

 テニスでサービスを課題にしている人は多い。とにかく、簡単にサービスが入るようになりたいと望む人に向けて、「省エネ、楽ちんスライスサービス」のマスターの仕方を、松井俊英プロのツアーコーチも務めたことがある、岩井優大コーチが教えてくれた。

 スライスサービスをマスターするには、「ボールに回転をかける感覚をつかむこと」が大事だと言う。その方法は、「ラケッティングによるボール突きが最適。ラケットを横にスイングして、ボールに横回転を与えながら、ポンポンとボール突きを繰り返します」

 このボール突きは簡単な方法からステップアップしていくと習得しやすい。「最初は、ラケットを短めに持って、横にスイングしながらボールを上に突き上げましょう。手首だけの小さな動作から慣れていくようにします。慣れてきたら、ラケットを長く持って、今度は手首に加えてヒジも使ってラケッティング。関節の可動域が大きくなるぶん、回転量も自然にアップします」

 ボール突きで回転をかける感覚をつかんだら、「あとは、スライスサービスの動作に落とし込んでいくだけです。つまり、ラケッティングでやった動作を、頭上で行ないます」。
 
 これも、ステップを踏んで打点を上げていくと良い。「トスを低めにして、小さいスイングで、ゆっくり打つ」ことから始める。この時、「サービスボックスに入る、入らないを気にするよりも、とにかくスライス回転がかかっていることが大切です。目で見て、耳で聞いて、自分のサービスがどうなっているかを、よく確かめください」

 次は「中くらいの高さのトスで、中くらいの速さでスイング」し、最後に「いつものトスでいつものスイング」する。習得までのイメージはできただろうか? 次にコートに立った時には、スライスサービスを練習してみよう!

解説=岩井優大(岩井優大出張テニスレッスン)
18歳からコーチの道に進み、松井俊英プロのツアーコーチを務めた。ジュニアからシニアまで全年代、レベルの一般プレーヤーを指導。HEADテニスアドバイザー、ディアドラ、MUSASHI、SWANS契約。布鍼灸院・接骨院契約コーチ

構成●スマッシュ編集部
※スマッシュ2019年1月号から抜粋・再編集

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