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海外テニス

錦織圭/スティーヴ・アオキ組がティディーコングとテレサを操り『マリオテニスエース』大会で準優勝の大健闘!

スマッシュ編集部

2020.05.04

素晴らしいチームワークを見せた錦織圭(左)とスティーヴ・アオキ(中央)。写真:IMG

素晴らしいチームワークを見せた錦織圭(左)とスティーヴ・アオキ(中央)。写真:IMG

 史上初となる、テニス選手と海外セレブがオンライン上で戦う「IMG マリオテニスエーストーナメント“Stay at Home Slam”on Facebook Gaming」が日本時間の4日に開催され、日本の錦織圭とDJのスティーヴ・アオキ組が準優勝を果たした。

「マリオテニスエースを通じて少しでも笑顔を」という主催者の思いから企画されたこの大会には、テニス界から錦織の他、大坂なおみ、セレナ・ウィリアムズ、ケビン・アンダーソン、マリア・シャラポワなどが出場。それぞれがヘイリー・ビーバーやジジ・バディットら海外セレブとペアを組み、任天堂スイッチ『マリオテニスエース』のオンライン対戦を使ってトーナメントを戦うというもの。

 錦織は素早さが特徴の「ディディーコング」、スティーヴ・アオキはトリッキーなショットを得意とする「テレサ」を使用キャラクターにチョイス。迎えた初戦で大坂なおみとヘイリー・ビーバー(人気モデル)組と対戦したが、ネットワークが安定せず、4人は終始“スローモーション状態”でのプレーに。結局、試合は途中で打ち切りとなり、錦織/アオキ組が2-0で勝利した。
 
 2人はケビン・アンダーソン/ライアン・タヒネ(NFL選手)組との準決勝も6-1で快勝し、続く決勝ではテイラー・フリッツ/アディソン・レイ(TikTokインフルエンサー)組と対戦。試合途中に回線の不具合に見舞われながらも、大熱戦となった決勝は、4-5でフリッツ/レイ組のサービング・フォー・ザ・マッチに。

 フリッツが操作するテレサの大きく変化するサービスに対応できないでいるスティーヴ・アオキに対し、錦織は「リターンを打つ前に動くんだ!」とアドバイス。自身のリターンの際にも「あーもう!ヤベェ!」と絶叫しながら必死にボールを追いかけたが、善戦むなしく4-6で敗れてしまった。

「COVID-19(新型コロナウイルス)への救済と研究に対して協力する」ことを目的としたチャリティーイベントである今大会の模様は、Facebookを通じて全世界に生配信された。合わせてFacebook社より、参加者に2万5000ドル(約267万円)、優勝したフリッツ/レイ組にはさらに100万ドル(約1億691万円)の賞金が与えられ、それぞれ自分の希望する新型コロナウイルス対策基金に寄付される。

 参加者及びダブルスのペアは次の通り。

セレナ・ウィリアムズ/ジジ・ハディッド
大坂なおみ/ヘイリー・ビーバー
ビーナス・ウィリアムズ/ディアンドレ・ホプキンス
マリア・シャラポワ/カーリー・クロス
錦織圭/スティーヴ・アオキ
マディソン・キーズ/シール
テイラー・フリッツ/アディスン・レイ
ケビン・アンダーソン/ライアン・タネヒル

構成●スマッシュ編集部

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