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海外テニス

「無観客は絶対にありえない」仏テニス連盟が9月下旬の全仏オープン開催に向けて強気の発言

スマッシュ編集部

2020.06.18

観客の動員について、今後の状況でどのように変化していくのか注目だ。(C)GettyImages

観客の動員について、今後の状況でどのように変化していくのか注目だ。(C)GettyImages

 FFT(フランステニス連盟)は、今年の全仏オープンが無観客で開催される可能性について、「絶対にありえない」と述べていると、欧米メディアの『EUROSPORT』が報じた。

 5月に開催予定だった同大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、9月21日から10月11日までの日程へ変更。予選を含めて3週間、観客を入れて行なわれる。

 FFTのベルナルド・ジュディチェリ会長は、17日の記者会見で「観客の規制についてはまだ最終的な決定はしていないが、無観客は絶対にありえない」と強調。加えて、「スタジアムにいるすべての人々の健康と安全を保障する、適切な措置がなされるように国の協力のもとで準備を進めている」とした。
 
 全仏オープンの前週、9月13日まで開催される全米オープンは、予選をカット(大会期間を2週間に短縮)して無観客で実施することが発表されたが、わずか1週間の差で大きな対応の違いとなる。予選を含め、長いスパンで大会を開催することについては「(収入の少ない)低ランクの選手が最も開催を必要としているため、予選を行なうことを優先した」と説明している。

 また、10月31日から始まる『パリ・マスターズ』についても、予定通り行われることが発表されている。

 フランスでは水曜日に、400人以上の新型コロナウイルス新規感染者が報告された(日本の約10倍)。全米オープンについても言えることだが、どんな方法で行なわれるにせよ、大会側には細心の注意が求められる。

構成●スマッシュ編集部

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