男子テニス世界ランク33位のボルナ・チョリッチが22日、自身に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことをインスタグラム（@bornacoric）で報告。世界ランク１位のノバク・ジョコビッチが主催するエキジビション大会『アドリア・ツアー』の参加選手では２人目の感染者となった。

　20日には、『アドリア・ツアー』のクロアチア・ザダル大会に参加し、ブルガリアのグリゴール・ディミトロフと対戦していたチョリッチ。投稿の文面では、「新型コロナウイルスの陽性反応がでたことを皆さんに伝えたい。ここ数日の間に、僕と接触した人は必ず検査を受けてもらいたいです！ご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ありませんでした！」と謝罪し、「体調も良く、症状も出ていません」などと現状を綴っている。
  　また、セルビアメディア『Sports Klub』によると、21日にディミトロフの新型コロナ感染が確認され、同日夜に直接接触した22人の新型コロナウイルス検査を実施。検査の結果、チョリッチ、ジョコビッチのフィットネスコーチであるマルコ・パニキ氏、ディミトロフのコーチであるクリスチャン・グロー氏の３人に新型コロナウイルスの陽性反応が出たという。

　これに伴い、大会主催者のジョコビッチは22日に家族と一緒に地元ベオグラードに戻り、医療機関の指示に従って、すでにPCR検査を受けたとの報道もある。いずれにせよ、検査結果はまだ明らかになっておらず、詳細については後日発表されるという。

構成●THE DIGEST編集部

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