男子テニス世界ランキング40位のニック・キリオスと、同33位のボルナ・チョリッチが再びTwitter上で口論を繰り広げている。

　先月、新型コロナウイルスのクラスターを発生させた「アドリア・ツアー」に出場し、陽性反応を示していたチョリッチは、29日に公開された米テニスメディア「TennisNow」のインタビューで、大会関係者を度々批判するキリオスについて「気にしない」と発言。この内容を見たキリオスは同メディアの投稿をリツイートするとともに、「気にするべきだろ。頭の中身は岩なのか？」と痛烈に批判していた。

　そして今回、チョリッチは自身のTwitter（@borna_coric）でキリオスのアカウント（@NickKyrgios）を名指しするとともに、ツイートを投稿。「本気かよ。お前が人の振る舞いについて説教するのか？相当暇しているのか、それともワイン（絵文字）でも飲み過ぎているのか？」と噛みついたのである。
  　その約半日後、キリオスは「またかよ。世界的なパンデミックについてのジョークを言っているのさ。お前の成熟度を示している。次会ったとき、その小さな脳みそに成長がみられることを楽しみにしているよ」と返信。続くツイートでは「しかしそうだな、お前のつまらないテニスと、スポーツに何の貢献もしない人間性を見るのにはちょっと退屈しているよ」と付け加えた。

　男子テニスATPツアーは８月22～28日開催の「ウェスタン＆サザン・オープン（マスターズ1000）」より再開予定。エントリーリストにはチョリッチ、キリオスの両名ともに含まれていたが、30日時点でキリオスは欠場を発表している。

構成●THE DIGEST編集部

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