女子テニスのウェスタン＆サザン・オープン（アメリカ／ニューヨーク、WTAプレミア５）では、大会３日目の24日（現地時間）に女子シングルス２回戦が行われ、第４シードの大坂なおみが世界ランク26位のカロリナ・ムチョバ（チェコ）を６－７（５）、６－４、６－２のフルセットで破って、３回戦進出を決めた。

　この試合がツアー再開後の初戦で、約５カ月ぶりの公式戦となった大坂。第１セットはタイブレークの末に落としたが、第２セットは立ち上がりに奪ったブレークを守り切りセットオールに。続く第３セットもすぐさまブレークに成功すると、徐々に精彩を欠くムチョバに攻撃の手を緩めることなく、２時間33分で勝利を手にした。
  　ベスト８進出をかけた次戦では、第16シードのダヤナ・ヤストレムスカ（ウクライナ）と対戦する。ヤストレムスカは、大坂の前コーチであるサーシャ・バイン氏に師事していることでも知られる。

　例年、オハイオ州・シンシナティで行なわれる本大会だが、今年は新型コロナウイルス感染対策のため、翌週の全米オープンと同じ、ニューヨーク市のビリー・ジーン・キング・ナショナルテニスセンターにて、無観客で開催されている。

構成●スマッシュ編集部

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