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海外テニス

大坂なおみが全米オープン前哨戦で8強入り!“元コーチの教え子”を難なく撃破【海外テニス】

スマッシュ編集部

2020.08.26

好調を維持する大坂はかつての恩師が指導するヤストレムスカに付け入る隙を与えなかった。(C)GettyImages

好調を維持する大坂はかつての恩師が指導するヤストレムスカに付け入る隙を与えなかった。(C)GettyImages

 全米オープンの前哨戦「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ/ニューヨーク、WTAプレミア5)では、現地25日に女子シングルス3回戦が行なわれ、第4シードの大坂なおみが世界ランク25位のダヤナ・ヤストレムスカ(ウクライナ)を6-3、6-1のストレートで下してベスト8進出を果たした。

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 大坂が対戦したヤストレムスカは、2年前の全米で大坂を初優勝へ導いた元コーチのサーシャ・バインが指導する選手で、20歳ながら強打を武器にツアーでは3勝をマークする逸材。大坂陣営にとっては、戦いにくい相手と思われた。

 しかし前日の試合で「身体が動けていた」という大坂は、この日もツアー中断中に鍛えたというフットワークを駆使し、コートを広範囲に渡ってカバー。早いテンポのラリー戦でも巧みにコースを散らしてヤストレムスカの動きを封じる。

 さらにファーストサービスでも88%という高いポイント獲得率を維持。時折笑顔を浮かべる余裕を漂わせながら、36分で第1セットをものにした。
 
 続く第2セットに入ってもゲームの流れは変わらず。大坂は最初のゲームでヤストレムスカのサービスをブレークすると、自身のサービスゲームはきっちりとキープ。大坂は劣勢を得意のパワーで打開しようとするヤストレムスカを正面から受け止め、その上をいく高精度のストロークでポイントを重ね、スコアは6-1。トータル70分でゲームに終止符を打った。

 大坂が次なる準々決勝で対戦するのは、世界20位のアネット・コンタベイト(エストニア)。両者の対戦成績は3勝0敗(1試合は不戦勝)と大坂がリードするものの、コンタベイトは2週前のパレルモ・オープンで準優勝を飾っている好調な選手だ。果たして大坂はどんな戦いを見せるのか、注目の一戦は現地26日に予定されている。

構成●スマッシュ編集部
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