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海外テニス

全米OP失格のジョコビッチ、約2660万円の大会賞金を没収。加えて約186万円の罰金処分も

スマッシュ編集部

2020.09.08

意図していないとはいえ、軽率な行為で重い処分を受けることになったジョコビッチ。(C)GettyImages

意図していないとはいえ、軽率な行為で重い処分を受けることになったジョコビッチ。(C)GettyImages

 現在開催中の全米オープンテニス(アメリカ/ニューヨーク)を主催するUSTA(米国テニス協会)は、男子シングルス4回戦で危険行為のため失格となった世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に対する処分を発表した。獲得賞金の25万ドル(約2660万円)の没収に加え、スポーツマンシップに反する行為に対し1万ドル、試合後の会見を拒否したことに対し7500ドルと、合計1万7500ドル(約186万円)の罰金処分が科される。

 ジョコビッチは、パブロ・カレノブスタ(スペイン)との4回戦途中、カレノブスタにウィナーを決められてゲームカウント5-6となった場面で、ポケットから取り出したボールを苛立ち紛れに後方に放つと、それが不運にも背後にいた線審の喉元を直撃。グランドスラムのルールブックに記されている“故意に、もしくは意図がなくとも、軽率に打ったボールが事故を引き起こした場合”に相当するとして、大会からの失格処分を受けた。
 
 ジョコビッチは失格処分の後にSNSを更新し、自身の行為について「彼女にこのようなストレスを与えてしまったことを非常に申し訳なく思っています。意図的ではありませんでしたが、間違っていました。」と謝罪のコメントを投稿している。

構成●スマッシュ編集部

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