現地11月11日、錦織圭がツイッターを更新し、自身の居住地であるアメリカ・フロリダ州ブラデントンを襲ったハリケーン『エータ(Eta)』に関する注意喚起を行なった。

　錦織はフロリダ在住の人々に向けて「ブラデントン/サラソタエリアの方々、十分に気を付けてください」と綴り、自身の携帯に届いたと思われるハリケーン緊急警報の写真をアップした。

　緊急警報には、「この地域（フロリダ州）では、ハリケーンが生命を脅かす洪水を引き起こすと予想されており、高潮警報が発令されています。この警告は、危険な状態となる最大36時間前に発令されることになっており、命と財産を守るため避難準備を完了してください。溺死や緊急サービスからの遮断を避けるために、避難指示がこのエリアに与えられた場合はそれに従ってください」と記されていた。
  　錦織は同10日にテニスコートでのトレーニング映像を自身の公式アプリに投稿していたばかりだったが、一晩にしてハリケーンは深刻な状況を招いてしまったようだ。ツイッターでの注意喚起を見たテニスファンからは「圭くんも気を付けてくださいね！」といった錦織を心配する声が多数寄せられただけでなく、「お知らせありがとう！」「圭はいつもみんなに優しいね！」などの声も上がっていた。

　同じ頃、錦織と同じフロリダのＩＭＧアカデミーを拠点に練習を積んでいるニコラス・ジャリ―（チリ）が、運転中の車内からインスタグラムのストーリーを投稿。そこには町中が浸水している現地の様子が記録されていた。フロリダ州は度々ハリケーンに襲われることで知られているが、中でも今回は大規模なものであるだけに、無事を祈りたいところだ。

文●中村光佑

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