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海外テニス

WTAが10年ぶりにブランドロゴを刷新。大会カテゴリー表記も変更でよりシンプルに

スマッシュ編集部

2020.12.03

女子選手の待遇を改善すべく、年々体制を強化しているWTA。(C)Getty Images

女子選手の待遇を改善すべく、年々体制を強化しているWTA。(C)Getty Images

 アメリカ・フロリダ州、セントピーターズバーグに拠点を置くWTA(女子テニス協会)は、現地時間2日に公式サイトでプレスリリースを掲載。約10年ぶりに変更されるロゴデザインや、大会カテゴリー表記の調整、『WTA For The Game』という新たなキャンペーンの開始について発表した。

 約10年ぶりに刷新されるロゴデザインは、これまでの『WTA』という文字だけのシンプルなデザインから、サービスのトロフィーポーズをとる女子テニスプレーヤーのシルエットに変更。

 公式サイトではこの変更について「サービスは、テニスにおいて唯一プレーヤーが絶対的なコントロールを持ち、ポイントが始まるショットです。運命をコントロールし、今日の女子テニス界に道を切り開いたWTAの創始者たちの、大胆不敵なイニシアチブを強調しています」とした。
 
 また、大会のカテゴリーについては、これまでのプレミアマンダドリーとプレミア5を統合し『WTA1000』に、プレミアを『WTA500』に、インターナショナルが『WTA250』に、下部大会の125Kシリーズが『WTA125』という表記に変更。ATP(男子プロテニス協会)の表記に近づけて、より分かりやすくなった。

 さらに『WTA For The Game』キャンペーンでは、WTA選手のオンコート、オフコートでのストーリーや、それぞれのWTAトーナメントにフォーカスしたコマーシャルなどを発信。ファンへ向けて、より視覚的にWTAツアーの魅力を伝えていく新たなブランド戦略となっている。

 賞金額アップや、引退した選手へのセカンドキャリアの支援など、年を経るごとに女性プレーヤーへの待遇を強化しているWTA。来シーズン以降も、このチャレンジは続いていくようだ。

構成●スマッシュ編集部

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