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海外テニス

「まるで刑務所のよう」バウティスタアグートがメルボルンでの完全隔離に苦言

スマッシュ編集部

2021.01.20

バウティスタアグートのように、厳しい制限に不満を漏らす選手は少なくない。(C)Getty Images

バウティスタアグートのように、厳しい制限に不満を漏らす選手は少なくない。(C)Getty Images

 男子テニス世界ランク13位のロベルト・バウティスタアグートが海外メディア『Sports5』のインタビューに応じ、オーストラリアでの完全隔離生活について「まるで刑務所のよう」と語った。

 全豪オープンとその前哨戦への出場へ向けて、現在多くの選手たちが現地入りしているが、移動の飛行機内で新型コロナウイルス陽性者が見つかった一部の選手たちは、ホテルで14日間の完全隔離を強いられ満足に練習ができていない状況だ。

 バウティスタアグートは、こういった厳しい制限下での生活について「Wi-Fiがある刑務所のようなものだよ」と語り、このルールを定めた政府関係者に対して「彼らはテニスもコート練習(の重要性)も何も知らない。そのせいで完全な災難に見舞われているんだ」と苦言を呈した。
 
 また他の選手と同様に、部屋でできうる限りのトレーニングを行なっているようだが、これについても「部屋の中でのトレーニングは(コート練習とは)全く違う。本当に窮屈に感じているよ。こんな風に2週間も生活するなんて想像できない」と不満げだ。

 選手たちが隔離されているメルボルンでは、昨年下旬に非常に長いロックダウンを行なった。その甲斐もあってか、今では感染拡大を封じ込めることに成功しているだけに、選手たちに厳しい制限を課すのも仕方のないことだろう。

 陰性ながら完全隔離下に置かれてしまった選手たちは不運としか言いようがないが、何とかこの状況を乗り越えてほしい。

構成●スマッシュ編集部

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