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海外テニス

「正直驚いている」元UFC王者マクレガー、全豪テニスの隔離選手が叫ぶ“不平不満”に待った!「受け入れよう!」

THE DIGEST編集部

2021.01.22

1月23日にポワリエとの復帰戦を控えるマクレガー。テレビのインタビューで全豪テニスの隔離問題について言及した。(C)Getty Images

1月23日にポワリエとの復帰戦を控えるマクレガー。テレビのインタビューで全豪テニスの隔離問題について言及した。(C)Getty Images

 米総合格闘技UFCの元2階級同時制覇王者、コナー・マクレガーがオーストラリアのテレビ番組インタビューに登場。テニスの全豪オープンで隔離状態に置かれている選手たちへメッセージを送った。

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 オーストラリア・メルボルンで2月8日開幕予定の全豪オープンだが、現在少なくとも72人の選手が14日間の完全隔離を命じられ、練習ができない状況が続いている。その一部選手からは不公平感を訴えたり、厳格な防疫体制によりホテルで満足な食事がとれないなど不満の声が上がっていた。

 マクレガーは1月20日、豪テレビ局『ネットワーク・テン(Channel 10)』のオンラインインタビューに応じ、この一件について私見を述べた。「テニス選手が不満の声を上げていると聞いて、正直驚いている」とコメントし、コロナ禍での開催となるトーナメントへの選手出場に対して、「いまは色々なことが起きていて多くのリスクがある」と指摘する。
 
 また、「自分にできることをするのは、この地球上の全員とっての義務だ。このような権威あるテニストーナメントに出場するには、どんな大会でも2週間の隔離を受けることを歓迎すべき」と持論を展開。「テニス選手にはきちんと行動し、試合に出られることを喜び、そして(隔離を)受け入れることを強く勧めたい」と穏やかに言葉を紡いだ。

 そしてマクレガーは「私たちは再調整しなければならない。私も今までしてきたことを続ける。それは自分の役割を果たし、ディスタンスを守ること」と自身の“やるべきこと”を強調した。

 完全隔離下に置かれた選手たちにとっては厳しい状況が続いている。彼らができる限りベストなコンディションで、全豪オープンに臨めることを願うばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部
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