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海外テニス

「肩の痛みに悩まされていた…」チョリッチが右肩の手術を公表。ウインブルドン出場は絶望的か<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.05.20

自身のSNSで手術を受けたことを発表したチョリッチ。(C)Getty Images

自身のSNSで手術を受けたことを発表したチョリッチ。(C)Getty Images

 男子テニス世界ランク30位のボルナ・チョリッチ(クロアチア)が、右肩の手術を受けたことを自身のインスタグラムで発表した。

「以前から肩の痛みに悩まされていた」と明かすチョリッチは、3月のロッテルダムで準決勝に進出して以降は大会に出場せず、様々な治療法を試みていたという。しかし、医師との相談の結果、より根本的な治療が必要ということで「手術を受けることが最善の選択だと判断しました」と綴っている。

 手術は無事に成功したようで、チョリッチは今後について「今は回復に努め、早くコートに戻れるように頑張ります。いつも応援してくれてありがとうございます」とコメントした。
 
 チョリッチが手術を受けたのは、アメリカ・ニューヨークの整形外科とリウマチ性疾患を専門としている病院で、執刀したのはマリア・シャラポワさん(ロシア)なども担当した経験を持つ外科医のデビッド・アルチェク氏。

 どのような処置を受けたのかは詳しく公表されていないが、海外メディア『Sportske novosti』によると、完全に回復するまでには最低でも7~8週間は必要との見込みだ。チョリッチは6月末開幕のウインブルドン選手権、7月末の東京オリンピックといった、今後控えるビッグトーナメントへの参戦が危ぶまれているが、無理に急ぐことはせず、健康を第一に考えて復帰への準備を進めるとしている。

構成●スマッシュ編集部

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