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海外テニス

西岡良仁、準々決勝でコルダに敗退も「苦手なクレーでしっかり戦えている」と全仏OPへ自信<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.05.28

苦手なクレーで調子を上げつつある西岡。(C)Getty Images

苦手なクレーで調子を上げつつある西岡。(C)Getty Images

 男子テニスツアー「エミリア・ロマーニャ・オープン」(5月23日~29日/イタリア・パルマ/クレー/ATP250)」では、男子シングルス準々決勝が行なわれ、大会第8シードで世界ランク60位の西岡良仁(ミキハウス)が、同63位のセバスチャン・コルダ(アメリカ)に3-6、3-6で敗退した。

 クレーシーズンも終盤に差し掛かった中で調子を上げている西岡は、前週のリヨン・オープンでもウーゴ・アンベール(フランス/同32位)やガエル・モンフィス(フランス/同15位)といった上位選手に勝利。

 今大会でも、初戦で元世界ランク11位のサム・クエリー(アメリカ/同67位)を、2回戦で勢いに乗る地元の若手、ロレンツォ・ムゼッティ(同76位)をそれぞれ下し、2週連続でベスト8に駒を進めていた。
 
 昨年2月のデルレイビーチ・オープン以来となる、約1年3か月ぶりのツアー4強入りは叶わなかったが、西岡は試合後に自身のツイッターを更新し「残念ながらベスト8で敗退しましたが、苦手なクレーでしっかり戦えてると思います。今フランスに移動中です。クレーコート最後の全仏オープン楽しみ!」と、クレーシーズンの集大成である全仏オープンへ向けて自信をのぞかせた。

 なお、全仏オープンの初戦では、元世界ランク5位のジョー‐ウィルフリード・ツォンガ(フランス/同75位)と対戦する。熱狂的なテニスファンが多いパリの地で、地元勢のツォンガを相手に難しい試合が予想されるが、持ち前の緩急をつけた粘り強いテニスで勝利をつかんでほしい。

構成●スマッシュ編集部

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