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海外テニス

「捻挫よりも深刻」ハーレで負傷棄権のゴファンがウインブルドン欠場へ<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.06.18

ここ数年はケガに泣かされ続けているゴファン。(C)Getty Images

ここ数年はケガに泣かされ続けているゴファン。(C)Getty Images

 男子テニス世界ランク13位のダビド・ゴファン(ベルギー)は、6月28日に開幕するウインブルドンを欠場するようだ。

 ベルギーメディア『lesoir.be』のインタビューに答えた、ゴファンの代理人であるマーティン・ルー氏によると、欠場の理由は先日の「ノベンティ・オープン」(6月14日~20日/ドイツ:ハーレ/グラスコート/ATP500)」で痛めた右足首の影響で、「今のところ、復帰の正式な目途は立っていない」という。

 コレンティン・ムテ(フランス)との男子シングルス1回戦を戦ったゴファンは、6-1で第1セットを先取した後の第2セットの立ち上がり、相手のショットに反応しようとしたところで足を滑らせて転倒。以降は動きが鈍くなりセットを落とすと、最終セット開始直後に棄権を申し入れた。
 
 転倒の際には、右足を無理な形で勢いよく曲げており、ケガは軽いものではないようだ。ルー氏は「ベルギーでの検査の結果、ダビドのケガは捻挫よりも深刻なものだと言われた。靭帯に何らかの影響を受けているはずだ」とコメント。さらに、「ウインブルドンの後にはすぐオリンピックが控えているため、週明けに新たな検査を受けて治療の手順を決めたい」と、7月24日からのオリンピックを見据えた治療方針を立てることを明かしている。

構成●スマッシュ編集部

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