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海外テニス

ジョコビッチらが設立のPTPAが複数の役員を任命「目標に向けて1歩前進」<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.06.24

コート外での活動にも積極的なジョコビッチ。(C)Getty Images

コート外での活動にも積極的なジョコビッチ。(C)Getty Images

 世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)ら複数の選手が立ち上げたPTPA(プロテニス選手協会)で、新たに最高経営責任者や顧問委員会といった複数名の役員が任命された。

 ジョコビッチと共に同協会の設立に携わったバセック・ポスピシル(カナダ)は、これについて声明で、「最高経営責任者にアダム・ラリー氏、ブランディング担当にキャリー・ガーラック・セシル氏、顧問委員会にビル・アックマン氏、マイケル・ハーシュフェル氏、レベッカ・マクドナルド氏、カタリナ・ピジェトロビッチ氏、アントン・ラビー氏を任命しました」と発表。

「選手が選手のために作ったPTPAは、プロテニス選手のための統合的な協会です。PTPAの活動は、プロテニス界の意思決定における透明性と公平性を実現するために、テニス選手を団結させます」とし、さらに今回の役員の任命が「現在、そして未来のテニス選手のために、構成で持続可能な競争環境を促進するという目標に向けて1歩前進しました」と述べた。
 
 また、ジョコビッチも声明で「私たちはトップ100だけではなくすべてのプレーヤーが持続可能な生活を営み、コート内外でその権利が保障されるよう、成長に向けて取り組んでいます」として、「上位から下位まで、私たちの声を結集して、今日、そして明日のプレーヤーを助けなければなりません」と明かしている。

 いまだPTPAによる具体的な活動は行なわれていないが、トップ選手はもちろん、生活に困窮する下位選手に寄り添った形で、何らかのサポートがなされるようだ。今回の役員任命で、そういった活動に向けての準備がより加速すると予想される。

構成●スマッシュ編集部

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