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海外テニス

「夢が叶うなんて最高だ!」カナダの若武者がオリンピック初出場に熱い想い明かす<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.07.15

先のウインブルドンではグランドスラム初のベスト8に進出するなど、調子を上げているオジェ-アリアシム。(C)Getty Images

先のウインブルドンではグランドスラム初のベスト8に進出するなど、調子を上げているオジェ-アリアシム。(C)Getty Images

 ロジャー・フェデラー(スイス)やラファエル・ナダル(スペイン)など、数名のトップ選手が、ケガや感染リスクを理由として東京オリンピックの辞退を表明する中、カナダの若きファイターは「子供の頃からの夢が叶うなんて最高だね」と、念願のオリンピック出場に熱い想いを明かしている。

 現在世界ランク15位につける21歳のフェリックス・オジェ-アリアシム(カナダ)は、今回が初めての代表選出。2016年のリオ大会の時にはプロになってもおらず、同年のジュニアのウインブルドンでベスト8に進出していた。

「オリンピックに出場する一握りのカナダ人選手に選ばれて、いつか開会式を歩くことができたら、なんて素晴らしいことなんだろうと思っていたよ」と、代表選出に感動を隠さないオジェ-アリアシムは、「子供の頃からの夢が叶うなんて最高だよね。一朝一夕で実現するようなものではないけれど、こうやって目に見える形で必ず実現するんだ」と語った。
 
 また、「メダルを持ち帰ることは最大の誇りだ」と、メダル獲得に向けても熱意を燃やすが、一方で「それだけでは世界ランクを上げることはできない。だからこそ、グランドスラムで勝つことが自分にとって最も重要だ」と割り切った考えも。「オリンピックで優勝すると歴史に名を刻むことになる。それもグランドスラム優勝の『価値』と同じぐらいだろう。でもそれはとても“個人的”なことなんだ」と、オリンピックとグランドスラムの価値の違いにも言及した。

 さらに、それを踏まえた上で過去2度オリンピック金メダルを獲得したアンディー・マリー(イギリス)にも触れ、「あの壮大な偉業が、もっと大きな話題にならないことが残念でならないよ」としている。

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】分解写真が明かす絶妙なバランスで撃たれるオジェ-アリアシムの秀逸スマッシュ!

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