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海外テニス

イタリア勢のエース、ベレッティーニが太もものケガでオリンピック欠場「2~3週間は試合できない」<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.07.19

ウインブルドンでの活躍の裏で、身体に深刻なダメージを受けていたようだ。(C)Getty Images

ウインブルドンでの活躍の裏で、身体に深刻なダメージを受けていたようだ。(C)Getty Images

 先のウインブルドンでグランドスラム初の準優勝を挙げたマテオ・ベレッティーニ(イタリア/世界8位)が、自身のインスタグラムで東京オリンピックの辞退を表明した。

 現地7月18日に公開された投稿によると、ベレッティーニは「ウインブルドンで痛めた太もものMRI検査を受けて、2~3週間は試合に出られないと言われた」と、ケガによる辞退であることを明かしている。

 25歳のベレッティーニは、今回が自身にとって初のオリンピックとなるはずだったが、「イタリアの代表に選出されたことは最大の名誉だったので、欠場はとても残念。東京でのイタリアチームの幸運を祈っている」と、悔しい胸の内を綴っている。
 
 また、ベレッティーニのコーチであるヴィンセンツォ・サントパドル氏が『ガゼッタ・デロ・スポルト』に明かしたところによると、彼の太もものケガは「準決勝での“クラッシュ”」が原因の様子。その上「決勝で無理をしてしまった」ことにより症状が悪化したようだ。

 なお、ベレッティーニの不参加でイタリア代表選手はロレンツォ・ソネゴ(26位)、ファビオ・フォニーニ(31位)、ロレンツォ・ムゼッティ(61位)の3名に。ベレッティーニに次ぐ同国2番手のヤニック・シナー(23位)は「選手としての成長に集中したい」との理由でオリンピックを辞退している。

構成●スマッシュ編集部
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