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海外テニス

「オオサカには簡単すぎる」2回戦も圧巻のストレート勝ちを収めた大坂なおみを欧米メディアはどう見た?【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.26

相手を一切寄せ付けない貫録の白星を手にした大坂。金メダル獲得に向けて邁進する23歳は、文字通り敵なしの強さを見せつけている。(C)Getty Images

相手を一切寄せ付けない貫録の白星を手にした大坂。金メダル獲得に向けて邁進する23歳は、文字通り敵なしの強さを見せつけている。(C)Getty Images

 7月25日、東京オリンピックのテニス競技が行なわれ、日本代表の大坂なおみはスイスのビクトリア・ゴルビッチ(スイス/49位)を、6-3、6-2で下して3回戦へ駒を進めた。

 前日の鄭賽賽(中国)戦に続いて危なげない試合運びを見せつけた。「昨日よりも良いプレーができました」という大坂は、スライスを巧みに使ったゴルビッチの前後への揺さぶりに一切動じずに、持ち前のパワーで凌駕。わずか1時間5分でオリンピック2勝目を飾った。

 文字通りの圧勝を見せた23歳の女王には、海外メディアも賛辞を惜しまない。英公共放送『BBC』は、「オオサカにとっては簡単すぎた試合だった。彼女はゴルビッチを倒すのに、たった65分しか必要としなかった」と称賛。さらに米紙『USA Today』は、「オオサカは連日試合というスケジュールだったが、ゴルビッチをいともたやすく相手した」と明確に表れた力の差をレポートした。
 
「グランドスラムで3回戦以上に進んだのが一度しかないゴルビッチは、4度のメジャー制覇を誇るオオサカに為す術がなかった。ありとあらゆる場面で快適に攻め続けたオオサカに対し、ゴルビッチには圧力をかけられる武器がなかった。オオサカは金メダルの最有力候補であり続けている」

 試合後には、「世界の強い選手たちと戦っていることはわかっていますし、私は試合していない期間もありました。もちろん金メダルを獲得したいと思っています」と力強く語った大坂。第1シードのアシュリー・バーティー(オーストラリア)が1回戦で敗退したいま、第2シードである彼女の金メダル獲得の可能性が高まっているのは言うまでもない。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】東京五輪でメダルへの期待がかかる大坂なおみの厳選ショット

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