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海外テニス

負傷離脱中のナダルが全豪での「復帰を目指してスタートを切った」と元コーチで叔父のトニ氏が現状報告!<SMASH>

中村光佑

2021.09.24

右足の負傷で早々とシーズン終了を宣言しているナダル(写真左)について、元コーチで叔父のトニ氏(同右)が来年早々の復帰を示唆した。(C)Getty Images

右足の負傷で早々とシーズン終了を宣言しているナダル(写真左)について、元コーチで叔父のトニ氏(同右)が来年早々の復帰を示唆した。(C)Getty Images

 2005年から抱えている慢性的な左足のケガの悪化により、8月半ばに2021年シーズン終了を発表した男子テニス世界ランク6位のラファエル・ナダル(スペイン)。彼の叔父で元コーチのトニ・ナダル氏がスペインのニュースメディア『leonoticias』のインタビューに応じ、かつての愛弟子でもある甥の現状を明かした。

 9月の初旬に左足の手術を施したナダル。最近のインタビューでは「少し痛みはあるけど良くなったし、元気だよ。困難を伴うことにはなるけど、自分が望む状態に戻るために経験しなければならないプロセスだと思っている」と完全復活へ向けて前向きな言葉を口にしていた。

 ナダルは具体的な復帰時期について明言を避けているものの、来年1月に開催される全豪オープンでの復帰を目指しているという。
 
 そんなナダルの現状についてトニ氏は「(回復に向けて)順調に進んでいる。彼はすでにオーストラリア(全豪)での復帰を目指してスタートを切ったよ」とコメント。どうやら術後の経過は良好なようだ。

「私は彼(ナダル)が大丈夫だと確信している。素晴らしい2022年を迎えるために、彼はすべての努力を惜しまないだろう」

 これまでも様々なケガに悩まされながら不屈の闘志で乗り越えてきたナダル。彼なら今回もきっと素晴らしいカムバックを遂げてくれるだろう。まずは全豪に間に合うことを祈りたい。

文●中村光佑

【PHOTO】ナダルのサービスフォームの変遷。2010年と2017年を比較したフォームの変化がわかりやすい連続写真
 
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