専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
国内テニス

これぞテニスの多様性!車いすテニス、ジュニア、プロが垣根を越えて戦うチーム対抗戦<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.10.24

WJPに参加したメンバー。(C)長浜功明/WJP

WJPに参加したメンバー。(C)長浜功明/WJP

 車いすテニス、ジュニア、プロがテニスでつながりダイバーシティへの理解を深めるためのイベント、『Wheelchair Junior Professional Challenge Tennis by BNP パリバ』(WJP)の第2回大会が、10月23日に吉田記念テニス研修センター(TTC)にて開催された。

 ジュニアとプロ、車いすテニスと健常者の対戦や、車いすテニスと健常者がペアを組む「ニューミックスダブルス」など、まさにテニスを通して多様性を表す内容だ。

 試合は松井俊英率いるTeam Lokomaikaiと、荒井大輔率いるTeam Diverseの2チームが、25分マッチを7試合行ない、総ゲーム数で勝敗を決める。終始Team Diverseがリードし、13ゲーム差の35-22で勝利を収めた。

 発起人の松井俊英は、「今年はダイバーシティ(多様性)ということをテーマにさらに色々な試合を組ませていただきました。僕は、テニスはまだマイナーなスポーツだと思っていますので、たくさんの方の力でこの大会を広めていってほしいです」と協力を仰いだ。
 
 今年7月に現役を引退し、今大会の実行委員長を務めた美濃越舞も、「テニスは野球やサッカーに比べるとイベントなどもまだまだといった部分が多くあります。またこういった形でテニス界が盛り上がることに携わらせていただけたらと思っています」と、テニス界の活性化を願った。

 今までにない珍しい団体戦が、今後どのように発展していくのか楽しみだ。

【参加メンバー】
Team Lokomaika
松井俊英プロ 
齋田悟司プロ(車いすテニス)
眞田卓プロ(車いすテニス)
中新ゆずりは(高校 1 年生) 
小田凱人(車いすテニス:ジュニア)
川合雄大(車いすテニス:ジュニア)
金子紗英(中学2年生) 
佐々野優香(中学3年生)
中澤吉裕( JWTA:ナショナルチーム監督) 

Team Diverse
荒井大輔プロ(車いすテニス)
美濃越舞プロ
宇佐美慧プロ(車いすテニス:クァード)
大前綾希子プロ
岡村一成プロ
吉村大生プロ
戸邉悠真(中学 2年生)
齊藤心海(中学2年生)
佐川永遠(中学2年生)

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】10年間のプロ生活に幕を下ろした美濃越舞フォトギャラリー
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号