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国内テニス

錦織圭が子どもたちに“サステナビリティ”の大切さを伝えるイベントに参加。自身も「まだまだできる」と力強く宣言<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.12.05

子どもたちと「テニピン」をプレーする錦織。笑顔でテニスの楽しさを伝えていた。写真:田中研治

子どもたちと「テニピン」をプレーする錦織。笑顔でテニスの楽しさを伝えていた。写真:田中研治

 12月4日に東京・MTSテニスアリーナ三鷹で「UNIQLO LifeWear Day 2021―テニスとサステナビリティ―with 錦織圭」が開催された。これは、ユニクロのグローバルブランドアンバサダーである錦織が、子どもたちと共にサステナビリティ(持続可能性)活動を学ぶというイベント。トークセッションや子どもたちとの「テニピン」プログラム、トップジュニアへの指導など、盛りだくさんの内容で行なわれた。

 イベントは3部構成となっており、「第1部:PLAY」では、手袋状のラケットでスポンジボールを打つ「テニピン」にチャレンジした。錦織と抽選で選ばれた30名の小学生がラリーを通じて交流。テニスの楽しさを、錦織自身も楽しみながら子どもたちに伝えていた。

 続いては「第2部:THINK」。錦織は子どもたちと一緒にサステナビリティについての授業を受講。錦織自身もローティーンの頃から海を渡ってテニスに打ち込んできた経験を子どもたちに話し、努力を続けることの大切さを訴えた。
 
 そして最後は「第3部:CHALLENGE」。選抜された全国レベルのジュニア9名と錦織がじかに打ち合い、フォームや準備の仕方などについて的確にアドバイス。オフシーズンとあって「ボールを打つのは2週間ぶり」と不安も口にした錦織だが、約1時間に及ぶ熱のこもった本格的な指導となった。

 イベント後の記者会見では「まだまだ成長しているのを感じています。もうすぐ32(歳)になりそうですけど、まだまだできると思っています」と力強く語った錦織。復活を期した今シーズンは、東京オリンピックでアンドレイ・ルブレフ(ロシア/当時世界ランク7位)を破るなど、変わらぬポテンシャルの高さを見せた一方、シーズン終盤は故障に悩まされ戦線離脱を余儀なくされた。このオフシーズンでしっかりコンディションを整え、来季の奮起を期待したいところだ。

構成●スマッシュ編集部

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