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海外テニス

残っているのは大坂なおみ“だけ”!S・ウィリアムズら全豪オープン前回ベスト4の3選手がまさかの欠場!

スマッシュ編集部

2021.12.23

前回の全豪ベスト4のうち大坂なおみ以外の3選手が22年大会を辞退した(写真は21年全豪表彰式)。(C)Getty Images

前回の全豪ベスト4のうち大坂なおみ以外の3選手が22年大会を辞退した(写真は21年全豪表彰式)。(C)Getty Images

 2021年2月に開催された「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)の女子シングルスでベスト4入りを果たした4選手のうち、3選手が22年1月17日に開幕する同大会の欠場を発表された。これにより前回大会ベスト4以上は、ディフェンディング・チャンピンの大坂なおみ(世界ランキング13位)だけとなった。

 今回の全豪では過去7度の優勝を誇る元女王セレナ・ウィリアムズ(アメリカ/41位)が、大会主催者を通じて「簡単な決断ではなかったけど、今は戦えるコンディションではない」と欠場を表明。「ファンの皆さんに会えなくて残念ですが、自分の最高のレベルで戦える状態にしてまた戻ってきます」とコメントを出している。

 さらに前回大会で大坂なおみと決勝を戦ったジェニファー・ブレイディ(アメリカ/25位)も、左足の怪我を理由に22年大会を欠場。前回大会の表彰式では「多くの皆さんの前で、決勝をプレーできたのは最高。次回はぜひ優勝トロフィーを手にしたいです」と語っていただけに悔やまれる。
 
 そして12月21日には、オーストラリア『The Canberra Time』や『Tennis World USA』など複数のメディアが、負傷した腹筋の影響でカロリーナ・ムチョバ(チェコ/32位)も全豪を欠場すると報道。本人もSNSを通じて「私の2022年のシーズンがオーストラリアで始まらないことをお知らせするのは悲しいこと。できる限り早くコートに戻れるよう、全力を尽くす」と悔しさをにじませた。

 21年大会のベスト4進出者でただ一人メルボルンに戻ってくることになった大坂。コートに立てなかったライバルたちの思いとともに、22年大会でも輝きを放ってくれることを期待したい。

 なお、上記欠場3選手のほか、21年ウインブルドン準優勝のカロリーナ・プリスコワ(チェコ/4位)が左手の負傷で、19年の全米オープン覇者のビアンカ・アンドレスク(カナダ/46位)は自身の充電期間を設けることを理由に全豪の欠場を表明している。

構成●スマッシュ編集部

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