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海外テニス

錦織圭の名前が1月3日から開催の大会出場リストから消える。今後の予定は不透明か<SMASH>

中村光佑

2021.12.27

年末には多くのイベントに参加した錦織だが、まだリハビリが必要な状態なのかもしれない。写真:THE DIIGEST写真部

年末には多くのイベントに参加した錦織だが、まだリハビリが必要な状態なのかもしれない。写真:THE DIIGEST写真部

 男子テニス世界ランク47位の錦織圭が出場を予定していた年始のメルボルン大会(1月3日~9日/オーストラリア・メルボルン/ATP250/ハードコート)を欠場することが明らかになった。スペインのテニス専門メディア「Punto de Break」とツイッターで各大会の選手のエントリー情報を更新している「Entry List Updates」(@EntryLists)がその第一報を伝えている。

 今年10月のBNPパリバオープン2回戦で敗退後、腰痛により2021年シーズンの終了を発表した錦織。それでも12月初旬にスポンサーのユニクロが東京都内で開催したイベントでは、「まだまだ成長を感じる。今自分がすべきことはもっと自分自身を強化していくこと。まだまだできると思っている」と2022年シーズンへの意気込みを語っていた。

「Punto de Break」によると、錦織のメルボルン欠場の理由はわかっていないという。だが、先日には「ケガは回復しているけど、まだリハビリ中で思うように練習ができていない。(復帰には)ちょっと時間がかかる」とも明かしていたため、やはり万全な状態ではないのだろう。
 
 なお、現段階で錦織は1月10日から開催される「シドニー国際」(オーストラリア・シドニー/ATP250/ハードコート)、同月17日開幕の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/グランドスラム/ハードコート)にエントリーしているが、今後の状況次第では当面のスケジュールが不透明となる可能性も高い。

 12月29日には32歳の誕生日を迎える錦織。2007年のプロ転向から約14年にわたって178センチの小さな身体で戦い続けてきただけに、かなりの負担がかかっているのは間違いない。無理は禁物だが、願わくはリハビリが順調に進み、予定通りシドニー大会に出場できることを祈りたい。

文●中村光佑

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