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海外テニス

世界1位のメドベージェフがロシア国旗をプロフィールから削除! 代理人は「コメントを差し控える」

THE DIGEST編集部

2022.03.05

世界平和を願うメドベージェフ。先日、ジョコビッチを抜いて世界ランク1位になったばかりだ。(C)Getty Images

世界平和を願うメドベージェフ。先日、ジョコビッチを抜いて世界ランク1位になったばかりだ。(C)Getty Images

 ロシア軍による全面的なウクライナ侵攻開始から1週間以上が経過した。ただ、現地3月3日に行なわれた2回目の停戦協議でも大きな進展がなく、首都キエフを始めとした主要都市への攻撃は激しさを増す一方だ。

【PHOTO】メドベージェフのサービス、ハイスピードカメラによる『30コマの超分解写真』

 こうした事態には、テニスのロシア勢も黙っていない。先日、男子世界ランク1位になったばかりのダニール・メドベージェフを始め、同6位のアンドレイ・ルブレフ、さらに女子14位のアナスタシア・パブリチェンコワといったトップ選手が、次々と「戦争反対」を訴えている。

 現地1日に発表されたATP(男子プロテニス協会)、WTA(女子テニス協会)らの共同声明では、ロシア、ベラルーシ選手の国名や国旗の使用禁止が決定。これを受けてか、メドベージェフの公式インスタグラムにも変化が起こった。プロフィール欄にあったロシア国旗が削除されたのだ。
 
 米『The Recount』のキンバリー・ジヴァント記者は、プロフィール欄の比較画像をツイートすると、「なぜ新王者が自身のバイオグラフィーから国旗を削除したのか、メドベージェフの代理人に尋ねてみた」と報告。その返答は、「コメントを差し控えさせていただきます」だったという。

 前週の『メキシコ・オープン』(メキシコ・アカプルコ/ハードコート/ATP500)では、国籍を理由にインターネット上の誹謗中傷を受けながらも、「世界中で平和を促進したい」と強調していたメドベージェフ。次戦は、『BNPパリバ・オープン』(アメリカ・インディアンウェルズ/ハードコート/ATP1000)に出場予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連画像】ロシア国旗が削除されたメドベージェフのプロフィール欄

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