専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外テニス

“史上初の快挙”を達成した18歳! 全米女王ラドゥカヌが「ローレウス年間最優秀成長選手賞2022」を受賞!<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.04.26

昨年開催された全米で予選から勝ち上がって優勝するという快挙を達成したエマ・ラドゥカヌがローレウス年間最優秀成長選手賞を受賞した。(C)Getty Images

昨年開催された全米で予選から勝ち上がって優勝するという快挙を達成したエマ・ラドゥカヌがローレウス年間最優秀成長選手賞を受賞した。(C)Getty Images

 2021年のスポーツシーンにおいて最も優れた功績を残した個人や団体を表彰する『ローレウス世界スポーツ賞 2022』が発表され、19歳の女子テニス選手エマ・ラドゥカヌ(世界ランキング11位/イギリス)が、「年間最優秀成長選手賞」を受賞した。

 ラドゥカヌは昨年の全米オープンに予選から出場して優勝するという、男女を通じてグランドスラム(四大大会)史上初の快挙を達成した18歳(当時)。しかも予選から決勝までの10試合全てをストレートで勝ちし、大会後のランキングを338位から一気に23位まで押し上げたスーパーガールだ。

 今回の受賞は、そうした彼女の功績が認められ「年間最優秀成長選手賞」受賞に至ったというわけである。ちなみに昨年はアメリカンフットボールのパトリック・マホームズが受賞しており、テニス選手が同賞を受賞するのは、2019年の大坂なおみ以来となる。

 受賞したラドゥカヌは、「ローレウス・アカデミーの皆様、私に投票していただき、本当にありがとうございました。この賞を受賞できたことは、とても意味のあることで、他の賞を受賞された方々にもお祝いしたいと思います」とローレウス世界スポーツ賞の公式ホームページを通じてコメントしている。
 
 全米オープン後は思うように結果を出せず、新たに専属コーチを雇うなど試行錯誤が続いたが、今季は徐々に調子も上向きで4月25日は発表のランキングでは11位まで上昇。トップ10入りも射程圏内に捉えている。それだけに今回の受賞は大きな励みになるにちがいなく、今後のさらなる飛躍に期待がかかる。

 なお、『ローレウス世界スポーツ賞 2022』の受賞者は以下のとおり。

■年間最優秀男子選手部門=マックス・フェルスタッペン(F1/オランダ)
■年間最優秀女子選手部門=エレイン・トンプソン-ヘラ(陸上/ジャマイカ)
■年間最優秀チーム部門=サッカー男子イタリア代表(イタリア)
■年間最優秀成長選手部門=エマ・ラドゥカヌ(テニス/イギリス)
■年間最優秀復活選手部門=スカイ・ブラウン(スケートボード/イギリス)
■年間最優秀障害者選手部門=マルセル・フグ(車いす陸上/スイス)
■年間最優秀アクションスポーツ選手部門=ベサニー・シュリーバー(BMX/イギリス)
■生涯功労賞=トム・ブレイディ(アメリカンフットボール/アメリカ)
■アカデミー偉業達成賞=ロベルト・レバンドフスキ(サッカー/ポーランド)
■スポーツ・アイコン賞=バレンティーノ・ロッシ(オートバイ/イタリア)
■スポーツ・フォー・グッド賞=Lost Boyz Inc.
■スポーツ・フォー・グッド・ソサエティ賞=レアル・マドリード財団(スペイン)
■年間アスリート支援者賞=ゲーラルド・アサモア(サッカー/ドイツ)
※カッコ内は(競技種目/国籍)

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】全米OP初優勝!快挙を成し遂げた18歳エマ・ラドゥカヌの2021年を特集!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号