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海外テニス

ハダッドマイアがツアー初優勝を果たす「芝でこれ以上ない良いスタートが切れました」<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.06.13

26歳でツアー初優勝と調子を上げているハダッドマイア。(C)Getty Images

26歳でツアー初優勝と調子を上げているハダッドマイア。(C)Getty Images

 女子テニスツアー「ノッティンガム・オープン」(6月6日~12日/イギリス:ノッティンガム/グラスコート/WTA250)は現地6月12日にシングルス決勝を実施。第7シードのベアトリス・ハダッドマイア(ブラジル/世界ランク48位)が第6シードのアリソン・リスケ(アメリカ/40位)に、6-4、1-6、6-3のフルセットで勝利して、ツアー初優勝を果たした。

 ハダッドマイアは今季WTA125レベルの大会でも初優勝しており、48位はキャリアハイだった。調子を上げていた彼女は、今大会では準々決勝で第1シードのマリア・サッカリ(ギリシャ/5位)に勝利して決勝に駒を進めている。

 決勝の相手リスケとは初対戦で、第1セットを取るものの、フルセットへともつれる展開に。ファイナルセットでは先にブレークを許し劣勢に立たされるが、そこから挽回。2017年ソウル以来のツアー決勝進出で、今回は優勝トロフィーを手に入れた。
 
 ハダッドマイアは試合後に「素晴らしい1週間でした。芝でこれ以上ない良いスタートが切れました。全てのポイント、全ての試合でファイトして、自分をプッシュすることができました」と1週間の戦いを振り返った。

「芝は特別で、大会が多くありません。だからこそ積極的に攻めていくべきだと思います。これをこの後のダブルス決勝でも、翌週からの大会でも続けていきます」と、自分の芝でのプレースタイルが見つかった様子だ。

 ハダッドマイアはシングルスの後にジャン・シューアイと組んでダブルスの決勝も戦い見事優勝。単複二冠を達成している。

 スライスを巧みに使うレフティーが優勝という結果を出した。ランキングは自己最高の32位になり、自信も得たことで、これからの芝のシーズンを盛り上げてくれそうだ。

構成●スマッシュ編集部

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