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海外テニス

「27歳初日は勝利からスタートしました」西岡良仁が誕生日にツアー白星! 第5シードのエバンスに6連勝!! <SMASH>

中村光佑

2022.09.28

一時期の不調を脱し、夏場から調子を上げている西岡良仁。27歳の誕生日を勝利で飾った。(C)Getty Images

一時期の不調を脱し、夏場から調子を上げている西岡良仁。27歳の誕生日を勝利で飾った。(C)Getty Images

 現在開催中の男子テニスツアー「ユージン・コリア・オープン・テニス・チャンピオンシップス(9月26日~10月2日/韓国・ソウル/ハードコート/ATP250)は現地9月27日にシングルス1回戦が行なわれ、世界ランク56位の西岡良仁が登場。同25位で第5シードのダニエル・エバンス(イギリス)を6-2、7-6(3)のストレートで下し、2回戦へ駒を進めた。

 年内最後のグランドスラムとなった今月初旬の全米オープンでは、アレハンドロ・ダビドビッチフォキナ(スペイン/大会時39位)に初戦敗退を喫した西岡。27歳の誕生日を迎えたこの日の1回戦で顔を合わせたエバンスは、過去5勝0敗と非常に相性が良い相手だ。両者の直近の対戦は西岡がATP500で初となる決勝進出を果たした今年8月のシティ・オープン準々決勝で、この時も西岡がフルセットの大激戦の末にエバンスに勝利している。

 持ち味の安定感のあるストロークで2度のブレークを奪って第1セットを幸先よく先取した西岡は、第2セット終盤の第9ゲームで値千金のブレークに成功し、勝利まであと1ゲームと迫った。
 
 ところが続く第10ゲームのサービスをキープできず、2度目のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームでも痛恨のブレークバックを献上。それでも迎えたタイブレークでは西岡が冷静なプレーを見せて3度のミニブレークを果たし、1時間49分のタフな戦いを勝ち切った。

 誕生日を見事勝利で飾った西岡は試合後に自身の公式ツイッター(@yoshihitotennis)を更新。「27歳初日は勝利からスタートしました」と喜びを綴り、「このまま頑張っていきます!」と上位進出への意気込みを示した。

 初戦を突破した西岡は2回戦でダニエル太郎(92位)とエミリオ・ゴメス(エクアドル/102位)による1回戦の勝者と対戦する。ツアーレベルでの日本人対決が実現するか? 日本のファンからも注目が集まっている。

文●中村光佑

【PHOTO】ケガを乗り越え大躍進する西岡良仁の厳選ギャラリー!
 
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